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火災保険の請求〜悪徳火災保険コンサルタントにご注意ください〜

過去記事では火災保険の保険期間10年廃止
について記載しました。

本日は損害保険業界を荒らしている悪質な
火災保険コンサルタントについて注意喚起
をさせていただきます。

火災保険を使うタイミングはどのような時
でしょうか?

例えば、下記のようなときです。

・大雨で床上浸水した
・台風で屋根瓦が飛び雨漏りした
・大雪の重みでカーポートが壊れた

このような場合は火災保険の請求対象となり
得るケースです。

しかし、これらはわかりやすい事例ですが、
実際にはその他にも対象となる可能性の高い
損害事案もたくさんあります。

生命保険は病気や死亡など請求する要件が
明確ですが、損害保険は請求可能かどうか
の目安がかなり複雑です。

そのため、「請求漏れ」という場合もたくさん
あります。


そこに漬け込んでくる悪質業者が近年増加
しているため、皆さん注意してください。


特に、台風や豪雨などの被害があった後には
多くの方が損害を被っている可能性が高いため、
そのエリアに居住されている人へ片っ端から
営業電話が来たりします。

これからの季節台風も増えるシーズンで風水害
が一年を通しても多い時期です。

上手い手口に誘われて、悪質な保険金請求に
関わることのないよう注意してください。


例えばどういった手口かというと、

「今回の台風、○○さんのお家は大丈夫でしたか?特段被害が無くとも実際に屋根の上などを見た場合、瓦が剥がれていたりなどよくあるケースです。放っておくと雨漏りなどにも繋がりますので一度確認をしてもよろしいですか?被害があった場合は保険金の請求も代行させていただきますので、お手間はおかけしません。もし保険金請求が出来た場合は成功報酬を○%いただいていますのでご理解ください。」

だいたいこんな感じです。笑

まず、そもそもおかしいのが保険金請求を代行
することでお金を取ることがあり得ません。

通常の保険代理店は保険金請求のサポートに
お金を取ることはありません。

そこのサポートこそが保険代理店が真に力を
発揮する部分ですからね。


また、このような悪質業者のさらにタチの悪い
こととして、「被害の偽造」が挙げられます。

例えば、瓦が剥がれているかどうかの確認など
であれば、実際に屋根の上に確認して見ないと
被害があるかどうかはわかりません。

大抵の場合、家主は地上で作業を見守るのみ
ですよね。

その間に、瓦をわざと割ったり剥がしたりして
被害があたかも台風によってあったように見せ
かけるのです。

これは立派な「保険金請求詐欺」です。

このような詐欺に巻き込まれないよう、
上手い誘いがあった場合はまずご加入されて
いる保険代理店や保険会社に確認をしましょう。

保険代理店や保険会社であれば適切な保険金
請求の段取りを無償でしてくれます。

日本損害保険協会のHPでも詳しい事例などが
動画等でもありますので、よかったら確認して
みてくださいね。

それでは。

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