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ステーブルコインとは〜比較的安全な仮想通貨?〜

本日は仮想通貨(暗号資産)について。

仮想通貨と聞くと「危険」というイメージを
感じる方も多いかと思います。

たしかに普通の株式投資等とは異なり、
ボラティリティー(価格変動の幅)が大きいため
利益も損失もかなり大きなものとなります。

そして、株等と違いストップ安などもないため、
損失を被る時は奈落の底まで落ちます。

そのため、投資ではなく投機として、余裕資金
で絶対やるべきものというイメージが強いと
思います。

しかし、仮想通貨の中でも比較的値動きが安定
しているものもあります。

まず、仮想通貨は大きく分けて2つ存在します。

1つは「ビットコイン」です。

仮想通貨といえばビットコインと誰もがイメージ
できる代表的なものですね。

もう1つは「アルトコイン」です。

Alternative Coin(代替コイン)の略称で、
ビットコイン以外の仮想通貨すべてを指す
言葉です。

ビットコイン以外の仮想通貨は1,500種類ある
と言われています。

例えば、イーサリアムやリップルなども
このアルトコインの1つとされます。


本日はこのアルトコインの中でも、比較的安定
している仮想通貨の種類をご紹介したいと思い
ます。


『ステーブルコイン』


ステーブルコインとは、ドルや円などの法定通貨
の値動きに連動するように設計された仮想通貨
のことです。

ステーブル(stable)は「安定した」という
意味ですので、言葉通り安定した設計になって
いるコインということですね。

ステーブルコインの発行体が仮想通貨の裏付け
となる資産をドルや円とすることで、価値を
担保するように設計されています。

そのため、1ドル=仮想通貨の価格となるよう
維持されているため、仮想通貨のリスクである
ボラティリティーの大きさという課題を払拭
した仮想通貨といえます。

しかし、仮想通貨への投資をする大きな目的
としては「利益」を得たいということがある
と思います。

そのため、ステーブルコインは値動きが少ない
ため、大きな利益を得るための投資対象として
は投資価値が薄いかと思います。

しかし、資産の分散化として資産防衛という
活用の仕方はとても魅力的と思います。

多様な資産に分散して投資をすることで、
リスクバランスを均等化できます。


では、このステーブルコインのなかでも、
多く取引されている仮想通貨を1つご紹介して
おきます。


「テザー(USDT)」


テザーはTerher Limited社が運営すドルに連動
しているステーブルコインです。

ビットコインとイーサリアムに次いで時価総額
は3番目です。

そのため、1ドル=1USDTとなるように価格
が変動しますので、比較的安定して仮想通貨
を保有することができます。

そのため、テザーを換金するとなればドルに
ほぼ近い価格で利確することができます。

しかし、日本人がテザーを扱うデメリット
としては、国内取引所での取引ができない
という点です。

コインチェックやビットフライヤーなどが
仮想通貨の国内取引所として有名ですが、
テザーはどの取引所でも扱っていません。

そのため、バイナンスなどの海外取引所での
取引となります。


しかし、このステーブルコインの保有は
これからの時代で資産管理手段の1つとして
利用されるケースが増えてくるようにも感じ
ます。

そのため、ぜひ知識としてどういったものか
は押さえておいてくださいね。

それでは。

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