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子供の頃、私は「なんで?」とよく質問してたことをよく覚えています。親からは「なんで、なんでと聞きなさんな!」(方言で、聞いたらダメです、という意味)と、頭ごなしに拒否されました。

それでもしつこく聞くものですから「何回も聞いてこんといて!」(方言で、聞いてこないで、という意味)と言われ、それから「知らん、知らん!」と言われるようになり、そのうち親は無視するようになったことも良く覚えています。小学1年生から3年生くらいのことでした。

学校の先生にも聞いたことがあります。しかし池上彰さんのように「いい質問だね~」と言われたことは一度もありません。「自分で探求してみなさい」と言われたこともなかったです。先生は、何かよく分からないことを言って、はぐらかして、ちゃんとした答えを教えてもらった記憶はありません。

当時の私は、どんなつまらない質問をしていたのでしょうね?

最近、「好奇心はどこから来るのか?」ということを調べているうちに、このことを鮮明に思い出しました。「なんで?」と聞いていた時の、周りの情景まで、なぜだかはっきり覚えています。なのに、何を質問していたのかは覚えていません(笑)。


拒否されても、メゲなかった私!


今から振り返ってみると、とても可哀そうな子供だと思いませんか? せっかく好奇心が芽生えているのに、大人が頭ごなしに押さえつけていますよね。もしあの時、ちゃんと引き上げてくれる大人に出会えていたら、今頃私は博士になっていたかもしれません(笑)

61歳になった今でも、私には好奇心や探求心はあります。子供の頃に失わなくて良かったと、つくづく感じています。


知的好奇心のある方が、認知症になりにくい


知的好奇心の薄い高齢者は、認知症になりやすいという研究結果があります。だから高齢になっても、好奇心はあった方が良いということです。しかし先日から書いていますように、好奇心を持たない大人がとても多いと感じています。とくに高齢者はコロナ禍以降増えているように思えます。

「ピンピンコロリのいきかた」というテーマで書いているわけですから、この件についてはもっともっと探求したいと考えています。私もまだ知らないことだらけです。勉強しますので分かったことから書いていくようにします。

今日のところは、私の経験談と感想だけになってしまいました。私はよく「研究熱心ね」と言われます。何度拒否されても諦めなかったことから、諦めの悪さだけは誰にも負けない力を備わったのかもしれません。思い返せば、確かにそんな気がしています(笑)。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。