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西洋医学だけでなく、さまざまな療法でがんに立ち向かい、人間をまるごととらえるホリスティック医学を提唱する帯津良一(おびつ・りょういち)さん。老化に身を任せながら、よりよく老いる「ナイス・エイジング」を説かれる言葉を紹介します。

「老化と死とをそれとして認め、受け容れた上で、楽しく抵抗しながら、自分なりの養生を果たしていき、生と死の統合を目指す」

老化と死は絶対に避けられません。私たちは生まれた瞬間から死に向かって生きています。必ず死ぬということを、認めることがまず大事です。どんな偉人でも逃れられないのですから、ちゃんと受け入れましょう。人生という時間をいっぱい楽しみ、また死へ向かう速度を少しでも遅くするための努力はしましょう。精一杯、やりたいことをやって謳歌し、生きている喜びを存分に楽しみましょう。

そういう意味だと私は解釈しています。

「楽しく抵抗する」という言葉、私は好きです。だって、どんなに頑張っても絶対死ぬんでしょ? 絶対死ぬって分かっているのに、何がんばってるんでしょうね。そう思いません? 老化する速度、死への時間を少しだけ引き延ばすくらいしか、私たちにはできないんですよ。だから「ナイス・エイジング」なんでしょうね。

自分なりの養生を果たすとは、自分なりの心のときめきを持ち続けるということです。それにより、生命のエネルギーを死ぬまで高めていくのです。

いいですね~!大好きです!

私は「情熱」という言葉が大好きです。それこそ「生命のエネルギー」を感じます。「心のときめき」なんて、乙女チックな言葉ですが、あなたは今も持ってますか? 中年になると忘れてしまったんじゃないでしょうか? 「最初から持ってない」という悲しいことは言わないでくださいね。

私が大好きな言葉は、「ワクワク」「ドキドキ」です。この言葉には、太陽、大空、光、そして笑顔を連想させてくれます。私のバイブル曲は、CURIOの「ときめき」です。61歳になった今でも、この曲を聴くとワクワク・ドキドキしてきます。

私のサラリーマン時代は、いつも窮屈な想いをしながら生きていました。とても苦しかったです。人間関係でいつもギクシャクし、「人生花開く」なんて言葉は無縁で、何をやってもうまく行きませんでした。音楽があったからこそ、「生きる楽しさ」を感じ、生き延びてきました。そして今なお、情熱を持って生き続けています。これからも引き続き、「楽しみながら老化に抵抗」していきます!

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。