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ウォーキングより山登りをしている人の方が、健康寿命が長い

いろんな文献で目にする「適度な運動」とは、どの程度のことを言うのでしょうか? かねてから疑問に思っております。

「マラソンやサッカーは激しいからやめた方が良い」と書かれていることも多いです。じゃあ、そんな競技なくしてしまえばいいのに!なんて思ってしまいます。

「そこに山があるから登るのだ」という名言があります。だとすれば同じだと思いませんか? そこに競技があり、大会があるから、やってみたくなるわけです。


マラソンは体に悪い


私はマラソンという競技を48歳からはじめ、約10年間大会に参加しましたが、「マラソンは体に悪い」ことは、最初から分かっていました。やってみてその意味がさらによく分かりました。

フルマラソンは限界を超えたところにゴールがあるから挑戦したくなります。距離が42.195kmではなく、もし35kmだったら、もっと楽に完走できます。ハーフではちょっと頑張ればクリアできる、簡単な距離です。

どんなゲームでも同じだと思います。簡単にクリアできるとおもしろくないし、目標になりにくいです。簡単ではないからこそ、挑戦する楽しさがあります。その深さが出てきます。


ウォーキングより山登りをしている人の方が、健康寿命が長い


運動と言えば、一般的にはウォーキングを勧めていることがとても多いです。しかし、ウォーキングで健康寿命を延ばすことが本当にできているのでしょうか?

私の見た経験での比較ですが、ウォーキングより山登りをしている人の方が、健康寿命が長いと感じています。足腰も強いし、よく喋りよく笑い、よく食べます。これはきちんとした調査データに基づいた話ではありません。あくまでも私が見て感じたことです。

山登りといっても、何千メートル級の登山のことを言っているわけではありません。裏山程度で良いんです。

「家の裏山に毎朝登って朝日を見るのが日課です」という高齢者の足腰はとても強いです。「毎朝1万キロのウォーキングしています」という人と比べると、全然雰囲気が違います。

私の結論ですが、低い山に登ることが健康に一番良いのではないかと考えます。


山は近くにないけど、道路はどこにでもあるので、ウォーキングを勧めている?


高い山や、冬山、ロープで登るような登山ではやり過ぎだと思います。先ほどのマラソンの話に通じるところですよね。

山がすぐ近くにあるとは限りません。おそらく立地の問題で、大多数の人が運動しやすいのがウォーキングという意味だけではないでしょうか。私の勝手な考えです。

住宅街をウォーキングするのと、山を登るのでは、圧倒的に山登りの方が楽しいです。もし山が近くにあるのでしたら、登っていただきたく、私はお勧めします。

適度な運動というあいまいな表現をするくらいですから、個人差があると思います。自分にとっての適度を考え、自分に合った運動が見つかると、運動を楽しめるはずです。ぜひ見つけてほしいと思います。




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