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「喜び、怒り、哀しみ」を楽しむ。すべてが遊びです。

感受性の強さというのは、年齢によって変化すると思います。おおむね、若い時の方が強くて、年がいけば薄れるものでしょう。思春期には感受性が一番養われる時期だと思います。

感受性が強い人に共通する8つの特徴


01. 人の気持ちを汲んで行動できる

02. 日常の中で多くの感動を発見する

03. 芸術的センスに恵まれている

04. 深い愛情の持ち主

05. 周囲の環境に感化されやすい

06. 自分のわがままを貫き通すことができない

07. 感情の起伏が激しく、ストレスを溜める傾向がある

08. 繊細で傷つきやすい


私が音楽の仕事をしている頃、「毎日ひとつ感動を発見するように」と、スタッフに言っていました。それが感動ノートの作成です。感動の発見は訓練によって見出すことができるからです。ウソだと思うでしょ?ま〜、やってみてください。わかりますから。

「感動する」と言われると、本を読んで、映画を観て、音楽を聴いて、感動するということがすぐ頭に浮かびます。しかし毎日一つの感動は、なかなかそういったところからは生まれにくいものです。


感動は観察から生まれる


感動というのは観察することから生まれます。いつも見ている景色や風景の中に、昨日と違う変化を見つけることができるかどうかです。あるいは、自分の持っている知識との違いを発見できるかどうかです。

景色というと外の風景を思い浮かべがちですが、それだけではありません。部屋の中、人の表情、何気なく置かれた物、空気感、見る時間や見える角度、毎日目にしていても、昨日と違うことが何かあるはずです。そんな些細な変化に気付けるかどうかなのです。

日本の音楽シーンは10代が担っています。スタッフが何歳であっても、対象者の気持ちが分からなければ、良いものが創れません。だから感動する気持ち、感受性を豊かにすることを日課として勧めていたわけです。


「喜怒哀楽」は、人間が持っている基本的な4つの感情で、 喜び、怒り、哀しみ、楽しみと言われます。それを少し変化させて、こんな考え方はいかがですか?

「喜び、怒り、哀しみ」を楽しみましょう!

それらすべてが、遊びです。


こう考えることによって、人の感情も見えてくるし、人を許すこともできます。どんな苦しい立場に追い込まれても、その状況を楽しみましょう! 楽しむことを目的とすれば、感動も生まれます。それらすべてが、人生の遊びなのです。

私は30歳くらいまで、左脳派でした。それがなぜか、右脳派に途中から変わりました。自分でも不思議です。それ以来、どちらからでも動かすことができるようになったと、自分では感じています。

思春期に養うことをしなくても、自分の心がけ次第で変わることができるようです。もしかしたら、50でも60歳でも変えられる可能性はあります。全否定せず、やってみることです。可能性はゼロでありません。自分が一番好きなジャンルからでしたら、感動をたくさん生み出すことができると思います。ぜひ遊んでみてください。



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