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習慣は人生を変える

習慣が人を作る

「我々自身は繰り返し行っている行動により作られる。したがって、優秀さは行動ではなく習慣によるものだ。」

アリストテレスの名言です。

習慣が大切だとはわかっていても、習慣化するのは難しいですよね。

私は習慣化することが得意ではありません。
きっと世の中の人をランダムに100人集めて、習慣化できない人ランキングをとれば、上位5人には入ると思います。

しかし、世の中の偉大な人や周りの尊敬する人を見ても、習慣がどれほど大事かを感じさせられます。

今回この記事を書こうと思ったのも、そんな周りの人に刺激を受け『まずは続けること(継続)』の大事さを痛感したからです。

自分の決意という意味も込めて、この習慣化という記事を書こうと思いました。

お時間のある方は最後までお付き合いいただければと思います。

継続は力なり

全てのことにおいて続けなければならないとは思いませんが、何か特定のことで"その道を極めたい"というものがあるのであれば、継続は絶対に必要ではないかと思います。

継続により様々な力が身につく

継続することで様々な力がつくのはもちろんですが、継続したことは習慣化しやすくなるというのも大事なポイントだと思います。

習慣と継続の違い

似たような言葉ですが、この2つは異なるもののようです。
私は恥ずかしながら、この2つの違いを言うことができませんでした。

簡単な説明になってしまいますが…

【継続】意識して繰り返し行う行動
【習慣】意識せずに繰り返し行なっている行動

継続と習慣の違い

ということは、継続したその先に、無意識で行うことが定着した行動のことが習慣になるので、まずは継続という壁をクリアしなければなりません。

とはいえ、この継続が非常に難しいことですよね。

続けようと思っても続かない…
はじめはあんなに「よし‼」と意気込んでいたのに…
自分が情けない…

このような経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。
どうすれば継続できるのかを一緒に考えてみましょう。

継続できなくなった理由

継続できるようにするコツを知りたいという人は多いと思いますが、このコツを聞く前にに継続できなくなった理由を一緒にみていきましょう。

継続できなくなった理由に該当しそうだと感じた場合はその自分を”自覚”して、自分にあった方法を見つけ出すことが大切です。

自分の傾向を知ることが大切

人により理由は様々ですが、おおきくまとめて考えてみると、実際に取り組みをはじめた時の想定や、取組み後のイメージが出来ていなかったことが原因として多いようです。

これらを避けることが継続のカギとなりそうです。

まずは”継続”が大事(継続のコツ)

継続した結果、習慣に変わるという話をご紹介しましたが、継続できるようになるためのコツについてご紹介します。

【習慣になるまでの道のりと継続のコツ6つ】

目的を明確にする

目的を明確にすることで継続しやすくなります。継続した結果、自分が実現するものはなにかを自分自身のこととして考えてみましょう。

例えば「〇〇を継続して〇〇になる」というようなイメージです。

「そんなのわかってるよ…」と思われそうですが、実は大事なのはこのもう一つ先です。

目的を文章に残しておきましょう。手帳でもスマートフォンのメモ機能でも構いません。

目的を明確にすることは大半の人がしています。しかし、続けられない理由には”目の前の忙しさで未来をイメージすることを忘れてしまう”からなんです。

取り組みを開始した時と開始後では状況が変わり、忙しさも変わる可能性があります。

その時にも自分が実現したかった結果を見失わないように文章として可視化しておくことがポイントです。

やる気に頼らない方法を考える

何かをはじめようとしたときにはモチベーションが高い状態ですが、モチベーションを維持し続けることは非常に難しいことです。

モチベーションが下がっても取り組める程度のハードルにしておくことが重要です。大切なのは”継続”です。

やる気を高めなければならないようなハードルでは、続けることは出来ません。

極端な表現になりますが、想定の10分の1程度のハードルを設定すると良いかもしれません。

例えば「毎日5㎞走る」という目標が浮かんだとしたら「毎日500メートル走る」などでもOKなんです。3日に1回は1.5㎞走るでも構いません。

繰り返しになりますが、大切なことは継続です。継続するためにはハードルが低いことが絶対に有効です。

逆に継続できれば
「慣れてきたし今日はもう少し走ろうかな」と徐々にハードルを上げていくことができますので、はじめは低くても焦らなくていいんです。

計画性を持つ(時間、回数、費用、場所、期間)

この想定が弱いと継続は難しくなります。どれだけ具体的に取り組みをイメージするかにも繋がる重要なことですのでこの5つは絶対に押さえておきましょう。

時間:何時にするのか、一回の取り組みにどれくらいの時間をかけるのか
回数:どれくらいの頻度で行うのか
費用:いくらかかるのか、取り組みをすることで失う費用はいくらか
場所:どこでするのか
期間:いつまで継続するのか

目的達成までのスモールステップをつくる

はじめから最終ゴールの目的を目指すのではなく、目的達成までの小さなゴールを決めましょう。

スモールステップを設定することで、できたという自覚である”成功体験”に繋がり、成長を実感することができます。

九九をマスターしたいという目的なら「はじめの1週間で一の段から覚えましょう」というような内容です。

もちろんここでもハードルは低く設定するのがポイントです。

継続する中での中間ご褒美を決める

人は楽しみがなければ続けることが出来ません。

〇〇まで続けられたら〇〇をご褒美として自分に…という内容です。

人によりご褒美と感じるものは違いますので、自分にとって喜べるものを設定しましょう。

ご褒美のあとに「また頑張ろうかな」とポジティブな思いを持てることが大切です。

継続するデメリットを考えておく

この想定を見落としてしまう人が多いのですが、このデメリットの想定は非常に大切です。

たとえば時間で考えてみましょう。

何かに取り組むということは、その分、大切な時間をそこに投資するということです。この時間により、今までかけていた他のことへの時間を失うことになります。

今までしていたことが出来なくなるのは、今のあなたにとってデメリットになります。この想定がなければ、取り組みをはじめたあとにこのことに気付き、結果的に取り組みが出来なくなったなんてことにもなりかねません。

何かをすれば何かを失うということをイメージしておきましょう。

習慣が変わると…

継続をすることで、習慣に変わっていきます。
習慣になれば意識せずとも行っている状態です。

この時には「〇〇を頑張っている自分」ではなく「〇〇する自分」になっており、壁を乗り越えて目的を達成するというよりも、あなたの習慣が実現したかった自分を引き寄せるようになります。

また、一つのことを継続して習慣化できたことで自己成長を実感し、大きな自信を持つことができます。

この経験があるかないかでは、この先の人生が大きく変わります。

『心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。』

人生を変えるのは自分自身だと私は思います。

私は今、文章を書くことを習慣にしたいと考えています。文章は難しく、奥深く、面白い…今はまだ誰かの役に立てるような文章を書くことは出来ませんが、いつか一人でも多くの人の何かになれたらと思い、全力を尽くしたいと思います。

習慣を変え、より良い人生を一緒に目指していきましょう。

貴重なお時間を割いて最後までご覧いただきありがとうございました。

【ヘッダー画像】クリエイター ”ふうこ”さん

ひまわりには素敵は花言葉がたくさんありますが、その中の一つに「私はあなただけを見つめています」という言葉があります。いつも太陽を一途に見つめるひまわりだからこそ、この素敵な言葉があるようです。

この素敵な花言葉はひまわりが自ら主張したわけでなく、ひまわりを見た人間がつけた花言葉です。

今回の習慣の話と全く一緒とは言えませんが、繰り返して行うことでその行動がいつの間にかその人を指す言葉に変わるというのは、私たち人間にも同じことが言えるのではないかと私は思います。

ふうこさん、いつも素敵な写真をありがとうございます。

sabukurocha




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