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【読書ノート #8】『頂きはどこにある?』

1月に読んだ『チーズはどこへ消えた?』『迷路の外には何がある?』に引き続きスペンサー・ジョンソン氏の著書です。(過去の読書ノート→ チーズ、 迷路

YouTube動画のコメント欄で言及いただいたことをきっかけに、本書を読むことにしました。コメントをくださったヘリクリサムさん、ありがとうございます!

本書のあらすじは以下の通り。

谷間に住む不幸な若者。彼は、まだ見ぬ世界をもとめて必死で山の頂きへと登り、そこで不思議な老人に出会う。老人が教えてくれたのは、「山と谷の対処法」―仕事と人生における良い時期と悪い時期を思いどおりに操るスキルだった!

一貫してどうすれば「谷(逆境)」から抜け出せるのか、いかにして「山(順境)」にとどまり続けることができるのかを説いており、とても楽しく読めました。『チーズ』シリーズよりも前置きが短かった点も私好みでした。笑

《今回読んだ本》

<読む目的>

  • 逆境での生き抜き方を知るため

<学び&気づき>

  • どこでも、誰にでも、必ず山と谷は存在する。

  • 山と谷は繋がっている。山で過ちを犯せば、いつでも谷に転落する。谷で賢明な行動を続ければ、山に登ることができる。

  • 山にいるときは、物事を実際よりも良く捉えてはいけない。谷にいるときは、物事を実際よりも悪く捉えてはいけない。

  • 大切なことは「真実」を見極めること。”事実”と”解釈”を分けて整理する。

  • 谷を山に変えるためには、”状況を変える”か“受け取り方”を変える。状況は思い通りに変えられないことが多いが、(心の中の)山と谷は考え方と行動次第でいつでも変えられる。

  • 谷の利点を見つけ、その利点を活かせば谷を山に変えることができる。

  • 山から落ちる一番の理由は傲慢ごうまん。谷から出られない一番の理由は恐怖心。

  • 谷での苦しみは、これまで無視してきた真実に気づかせてくれる。

  • 恐怖心に打ち勝つためには、具体的なビジョン(より良い未来像)を作り、それを目指して行動する必要がある。

<アクションアイテム>

  • うまくいっていない事柄について、良い側面を3つ見つけてみる。

<一言>

人生「山」あり「谷」あり。

生きていれば「山」も「谷」も必ず行き来をすることになるし、捉え方を変えて前進せよと受け取りました。(なんだろう、、一気に陳腐な感じがして申し訳なさ)

『チーズ』シリーズ同様、120ページ程度の短編ストーリーでしたが、こちらも学びが詰まった良き作品でした。

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