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♡「スキ」まとめ。パン屑みたいなもの。

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☆から♡にアイコンが変わった♪ https://note.mu/fladdict/n/ncf1b60148e27 →スキの一覧が標準装備になった♪ https://note… もっと読む
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2018年7月の記事一覧

その文章に「サビ」はあるか

 おもしろい文章には「サビ」がある、と思った。  曲で印象的な部分を「サビ」という。おなじように、文章にもちゃんと印象的な「サビ」があるか? 「これが言いたいんだ!」というメッセージがあるか? そこを意識するといいのではないか。  そして、その「サビ」に向かって「イントロ」や「Aメロ」「Bメロ」を配置していくのである。  こんな文章があったとする。  今日は台風が近づいているからか、低気圧だからか、体も重く、頭もまわらず、仕事もやる気が出なかった。ぼくは台風を言い訳に

レストランMegrivaのロゴ / インタラクションをデザインするということ

THE GUILDの奥田(@alumican_net)です。普段はインタラクションデザイン、プログラミング、UX〜UIデザイン、また作家としてインスタレーション作品の制作をしています。 この度ご縁があり、7月5日に中目黒にオープンしたイタリアンレストラン Megriva(メグリヴァ) さんのロゴをデザインさせていただきました。お店の宣伝も兼ねて、その過程をご紹介いたします。 目次 ・名前の由来 ・コミュニケーションの設計 ・実装 ・アイデアの水平展開 ・インタラクションを

本当に意思決定が必要なことって、実は少ないかもしれない

先日、こばかなさんと意思決定の話をした。その話のまとめメモ。 意思決定の遅さや、先延ばしに巻き込まれて、チャンスを逃すケースが非常に多い。私生活でも仕事でも。 でも、実は意思決定で悩むケースは、この世にはほとんど無いんじゃないかなと思う。多くの場合、物事の選択はざっくり「ポリシーの問題」「セオリー」「不変の法則」の3種類のレイヤーに分類できるのではないかと思う。あらゆる意思決定をこの3レイヤーに分類することで、悩むシナリオを最小化できる。 ポリシーの問題この卵を「目玉焼

【標本のすすめ】液浸標本(ホルマリン漬け)ってどういうものなの?

前置き ※記事を引用をする場合は本記事のURLリンクをお願いします。 液浸標本の歴史はとても長く、 博物館では生物の保存手段として一般的に使われています。 100年以上も綺麗な姿をとどめている液浸標本がたくさんあります。 まだまだ誤解が多い液浸標本ですが、 液浸標本ってどういうものなのかを知ってもらうことで 怖くて汚いイメージが変わっていくのかなと思って記事にしました。 今回は ・腐ったり、朽ちたりするもの? ・人体に有害なもの? ・液は無くなる? ・自宅で作れるもの

noteのフロントエンドをNuxt.jsへ刷新します

webサービスのUXを向上させるために、表示速度は非常に大切です。 しかしながら、noteはリリース当初からフロントエンドの実行速度が遅い=表示が遅いという構造的な問題を抱えており、継続率や離脱率など重要指標に悪影響を及ぼすリスクが強くありました。 noteチームはnoteを本格的なメディアプラットフォームへ成長させるスピードを加速していきます。それを踏まえ、手遅れになる前に技術的な負債を解消し、最新のベストプラクティスに沿ったフレームワークに移行することで、高性能なサー

24日の花傘巡行が猛暑で中止されたということで、ちょっと遡ってみた。

祇園祭の後祭「花傘巡行」が中止になったということで、調べると869年(貞観11年)に始まったとされる「祇園祭」は、今年で1149年も続いています。その馬がい歴史のなかで、祭(巡行)が中止になったのは実は数えるほどしかありません。 ◯2003年(大雨で中止) ←これが一番最近 ◯1962年(四条通の地下で鉄道延伸工事) ◯1884年(悪天候) ◯1941年(太平洋戦争) ◯1582年(本能寺の変) ◯1467年(応仁の乱) すごい。なんか教科書で見た文字が並んでる。 とい

店舗設計は「VMD」から「空間UX」へ

「店舗メディアの作り方」というコミュニティマガジンをはじめてから、以前にも増して店舗というメディア、そして店舗空間での体験について考える機会が大幅に増えました。 私は常に実店舗をWebメディアや雑誌に例えて話す癖があって、例えば 『百貨店のビジネスモデルってWebメディアでいうとアフィリエイト収入しかない状態ですよね』 といった話をしたりしています。 Webメディアや雑誌にひとつの記事を読むために有料課金があったり、純広告や記事広告があるように、店舗をメディアとして捉

「カンヌライオンズ」新設部門の"クリエイティブEコマース"受賞作をまとめてみた

こんにちはハヤカワ五味です。 今日は早めに帰宅して調子が良いので、カンヌライオンズの新設部門"クリエイティブEコマース"の受賞作をざっくりまとめてみました。 そもそもカンヌライオンズって?めちゃ端折って説明すると、そもそも広告業界の超盛り上がる賞でしたが、最近になって「もう広告って枠自体古いしクリエイティブ全般ってことにしようぜ!」ということで現在はカンヌクリエイティブアワードという名前になりました。広告業界的には「カンヌ取ってる=かっこいい」みたいな感じです。 そして

夏を乗り越える思い出の残しかた。

夏は嫌いである。 嫌いというよりも苦手であるという方が強いかもしれない。 理由としては、まず何と言っても暑さに弱いことが挙げられる。 弱すぎて、必ず夏の初めは体調を壊すし、じゃあ冷房をかけて対策をすれば良いかと思うけれど、冷房を浴びすぎると頭痛がするという本当に哀れな体質でゆるめの扇風機を回しながら、保冷剤を首に当てて、そっと日が落ちるのをぐったりした身体で待つ、というのがわたしの夏の過ごし方だ。 それから虫が苦手である。特にセミが大の苦手であるので、道でひっくりかえ

時給1000円が安くて、どうして靴の1万円は高いのだろうか?

こんにちは、ハヤカワ五味です。 アパレルの会社を4年もやっていると「高すぎて買えません、安くしてください」と言われることが度々あります(最近は減ったけども)。 では、そのお客様の要望に応えて値段を下げるべきなのだろうか、高くない妥当な金額とはいくらなんだろうか。こうして小売業の経営をやっている以上、何度も頭を悩ませる永遠の問いかもしれないけど、最近なんとなく自分の中で結論が出た気がします。そしてそれは、先週に神戸へ行った際、漠然とした考えから確信に変わりました。 ---

ファッションの概念はもう変わった。

小学生の時から一人で服を選んで買っていた。おばあちゃんが変な服を買ってくるのが嫌で、自分で買うからお金をくれと言って、近所のスーパーでお金をもらって好きな服を買った。そうやって自分で選んだ服は本当に気に入って擦り切れるまで着ていた。小学生の頃はシグマの白いスニーカーばっかり履いた。白と黒が一番かっこいいと思っていたので、シグマのスニーカーに合わせたのは、白のハイソックスでアーノルドパーマーの傘のマークがワンポイントで入っているのだけ、好んで履いた。帽子は白と黒が入っているとい

『東京タワー』の建設フロー、PM視点でみてヤバすぎたので解説

はじめに : Who I amこんにちは、建設×ITのスタートアップ「シェルフィー株式会社」でプロダクトマネージャーをしているShoko(@shokosuzuki1991)です。本日noteデビューしました!👏 先日参加した『建設職人甲子園』というイベントで、東京タワー建設時のエピソードが紹介されてたのきっかけに、『東京タワーができるまで』を調べれば調べるほど、すごすぎる!ヤバすぎる!となったので、今回はそのあたりをPM的な切り口でまとめてみました。 (※なるべく事実に忠実