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ケータイがなかった時代。

■コンピューターウイルス。
・最近のNEWS(2024年1月22日付)、「『ベトナムのコンピュータウイルス被害額』、23年1040億円、22年1180億円、21年過去最悪1240億円」。
・上述の通りベトナムでは23年のコンピュータウイルス被害額は減少したが、ランサムウェア感染(PCの特定機能を無効化し操作不能にする等)数は増加し、AI悪用で標的型攻撃が複雑化している。
・Bkav社(ウイルスセキュリティ国内大手)より『ネットセキュリティに関する報告書』には、「同年にベトナム国内で生じたコンピュータウイルスによる被害額は前年比で減少したものの、『ランサムウェア攻撃』や『ネットバンキング犯罪の増加』が引続き存在している。

■サイバー攻撃による被害。
・また、「インターネットに接続されていないコンピューターでさえ標的型攻撃(APT攻撃=Advanced Persistent Threat)の対象になる可能性がある」と指摘される。
・APT攻撃(Advanced Persistent Threat)は「サイバー攻撃の中でも最も高度な攻撃手法、長期間にわたりターゲットを分析して攻撃する緻密なハッキング手法または集団」と言われる。
・2023年には、国内のパソコン28万6000台余りが標的型攻撃(APT攻撃)を受け、被害台数は前年比+55%増加。また前年比+40%増の74万5000台がウイルス感染し、フェイスブックアカウントや銀行口座が乗っ取られた。ランサムウェアに感染したサーバーは前年比+35%増の1万9000台以上に増加。ちなみに、『日本のコンピュータウイルス被害額』を調べてみると、「21年320億円」と言う記事もある。

■「通信機器を持たない事が最大の防御」か。
・いずれにしても、ネットに繋がっていないのにサイバー攻撃されるとなると、「通信機器を持たない事が最大の防御」という事になってしまう。
・余談、40年前は誰もスマホ、通信機器なんて持ち歩いていなかった。家の黒電話で長電話し月の電話代が何万円もして良く母親に叱られた、友だちと待ち合わせの約束をし、待ち合わせ場所の改札口に来なければ近くにある『伝言板』に白チョークで「先に帰ります」、「どこどこでお待ちしてます」等とメッセージを残したものだ。
・今と比べたら不便だが、当時は便利な通信機器がないのは当り前、それが普通で問題なく生活していた頃が懐かしくも、時間、技術、テクノロジーのスピードの速さを感じずにはいられない。

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