あなたとあのこの狭間に入り
ジャマした時間はなんの為だったの?
言い訳 あれこれ つないでみても
つなげない手と手が淋しく揺れている
"もうすこし、時間があったら..."
そんな訳ないのに 理想に賭けていた

いつも 悲しい笑みだけ ブランコに捧げて
揺らして 泣いては 心だけ
こんなイジワル 見たことないのだから
その分 あなたを振り向かせなきゃいけないのに


あなたとあのこの噂知ってた
それでも 私は振り向いてほしくて
焦って 惨めに浸っているの
あどけない心が しばらく落ち込むわ
"あとすこし、チャンスがあったら..."
そんなことないのに 理想を夢みてた

まるで 悔しく噛んでる唇に滲んだ
この血を ひいたら 口紅ね
だけど こんなのいい訳ないのだけど
言葉と態度の意味は あなたに知ってほしい


私にはひたむきさなどないのに
健気に咲いてるサザンカが似合ってる


こんな暮らしを幾度も繰り返しブレてる
愛とか 恋とか 後ろ髪
いつか そんなこと言ってても思うの
あなたと私の時がたしかにあったことを
揺れてる手と手の先がたしかに触れたことを

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