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IBについて

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国際バカロレア(IB)プログラムを振り返ったり、過去のレポートを載せています!
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記事一覧

IB校に入って感じた中学との「違い」

IB校に入って感じた中学との「違い」

私が地元の公立中学校からIB校に入って、1年生の時(IBは2年間のプログラムで、私の学校では2年生の頃から始まるので、この頃はまだPre‐DPでした)に感じた違いを書きたいと思います。この文章は、1年生の時に書き残していたものを参考に書いているので、かなり当時の自分の心情を反映していると思います。

まず感じた大きな違いは、黙って説明を聞いたり、文章を読んだりする時間がないことです。高校に入って初

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文科の「国語」とIBの「日本語」の違い

1年ほど前に国語総合の課題で書いたレポートです。

課題:「国語」(文部科学省カリキュラム)で学ぶことと、「日本語」(IBコース)で学ぶことの違い述べなさい。 文部科学省カリキュラム(以下文科)の「国語」で学ぶことと、IBコースカリキュラム(以下IB)の「日本語」で学ぶことの違いを述べるうえでキーワードになるのは「アイデンティティー」だと考える。平成22年の文部科学省の高等学校学習指導要領解説の国

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IB生生活を振り返って②私が得たスキル

IB生生活を振り返って②私が得たスキル

自分が書いたエッセイの一部を抜粋&改定して、IBで得たスキルについて私が考えることを紹介します。
やたら長文ですが、IB校に進学することを考えている方、迷っている方の助けになれたら良いなと思います。

IB生生活を振り返って①プログラムについて思うこと

IB生生活を振り返って①プログラムについて思うこと

長いようで短かった2年間のIB生活も、Novemberの最終試験をもって終わりました。国際バカロレア(IB)ディプロマプログラムを終えて思うのは「IBも完璧な教育プログラムではない」ということです。

私がIB校進学を決めた理由は、

理念である「多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成」に強く共感したこと

進路

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