思春期に自分の作り方を間違えた人へ

「君たちの人生の主人公は君たちだ!」
小学校の先生が口酸っぱく言っていた。
今になればその先生は自分がそう思ってるから教えてるのではなかったのだろうと思う。

小中学校、思春期前〜思春期に自分をというものが出来上がっていくらしい。
自分と世界の差がわからないそうだ。
今21歳になったが、本当に自分は出来上がったのだろうか?
自分を作り上げるために様々な経験をし、自己を確立していくらしい。

最近ってほどでもない。周りに恋人ができ始め、友達に聞き、自慰を知った時から社会的な価値があり、それに自分がついていけてない事を感じ始めた。

小学校の先生に言われた時、当たり前じゃないかと思った。
そんな甘くないという大人はアホだと思った。
可哀想に、能力がなかったのだろう。
元々人付き合いが苦手だった。
みんなが出来るものが出来なくて、みんなが出来ないものが出来た。
人付き合いが苦手な分、出来ることなどの周りから見た価値で人付き合いをしてた気がする。
でもその道には本物がいた。
それで生かしてくれる程の才能は持ってなかった。

会話が下手でラジオを聞いた。周りを引っ張れなくて、友達を参考にした。
何も出来なくて、出来る人を参考にした。
そこに自分はいるだろうか?
人付き合いは得意になった。疲れるけど
みんなで遊ぶ楽しさと一人の寂しさを知った。一人の楽しさも忘れてないけど
自分がやりたいことを知った。それが全てじゃないけど。
自分の意志と湧き上がる欲求は乖離する。さほど関連性はなかった。
もしかしたら自分を作る時期に、社会を摂取し過ぎたのかもしれない。自分を自分じゃないもので3割くらい作ってしまった。
サイボーグ
おんぼろな3割
子供の創作
ボロボロで
見窄らしい
愛しさを感じる人形
社会的価値はどんどん
僕を置いていく。
置いてかれてる人は
僕だけ。
可哀想に
お前

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