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誰のセーターが好きだったかな【FREEPARK】

寒くなってくると
衣装ケースを占領してくるセーター。

ザックリ編みのアランニットが
お気に入りなのですが、
よく調べてみるとただの編み方では
ありませんでした。

アランニットは
アイルランドのアラン諸島で
誕生しました。

別名をフィッシャーマンセーターとも
呼ばれています。

寒い寒い北欧の国の
海風が吹き荒れる島々。

想像しただけでも
ブルっとしてしまう土地です。

そんなアラン諸島で漁業をしている
パートナーや息子のために
女性が編み始めたのがアランニットの
発祥と言われています。

寒さや強風から身を守るために
太い羊毛で分厚く編むことで
保温性を高めています。

また羊毛に含まれる油脂分が
海水から男たちを守っていたそうです。

模様には家紋のように
・ケーブル(網)
・ハニカム(蜂の巣)
・ツリーオブライフ(生命の木)
などその家によって違いがありました。

今はデザインとして
その柄を選んでいると思いますが、
当時はそれぞれの柄に違いがあることに
意味があったそうです。

それは海難事故に遭った際に
来ているニットの模様によって、
誰がなくなったのかを判断していた
という伝説。

温かいニット中に隠れる
悲しい物語のようです。


セーターは肌着やTシャツのように
毎日洗濯をする衣類ではないと思います。

1日着たら
数日風通しのいいところで寝かす。
丁寧に付き合い
長く着ていくセーター。

そう思うと
セーターにはその人の匂いや着方の個性などが
少しずつ刻まれていくのかなぁと思います。

自分が大切にするニットはもちろん、
誰のセーターが好きだったか
思いをはせる時間が恋しくなります。

アランニット ¥16,280






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