生ける屍に堪え得る存在はいない
ひとは安定を求めて物事をコントロールするのだけれど、それがむしろ安定を損ねるのだな、という、言葉にするとありきたりに聞こえる重い事実を実感する今日この頃である。
私の精神的視界はそんなに広くはないので、世界の大きな出来事に対しても、どうしても自分のレンズを通して考えてしまう。そのこと自体は、意識さえしていれば決して悪いことではないのだろうが。
パレスチナ情勢は、ウクライナ情勢と同じく、息をするのが苦しくなる現実で、私は未だにこれを呑み込めていない。呑み込める日など来な