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【TOKYO Diaries vol.4】魔法に気づくこと〜記憶とトラウマのコピペをやめ、非日常感覚を生きるには〜

ある時から、すごく違和感を感じるようになったこと。

それは世間がみんな、何かをコピペするように同じようなことを言ってるってことだったの。
もちろんこの私も含めてね。

はじめに書いておくと、これは世間への批判じゃない。
「奇妙だ」と思い、それに気づいてから自分の何かが変わり、今でも時々この気づきに助けられるというシェアなの。






コピーアンドペースト:
コンピュータ上のデータを別の場所へ「複製」すること。


目覚ましが鳴ったら昨日と同じ時間に朝起き、歯を磨いて、電車に乗る。
仕事が嫌だといい、みんなで嫌だという。

カフェに行けば芸能ゴシップ、ママ友の悪口、今日の献立、将来の不安、年金問題ー。

みんなが異口同音に、同じことを言い、似た人生を生き、共感し合う。

それをまるでどこかで見聞きしたことや自分の過去の体験を、同じソースからみんなでコピペしているよう。

自分の言葉のようで、どこかで聞いた言葉を話しているようだと思ったの。





ネガティブなことだけじゃない。

やりたい仕事や、理想の未来、キラキラしたいつか叶えたいものだってそう。
みんなどこかでみたことがあるものをとても綺麗にコピペする。



20代は仕事を頑張り、30代で結婚しマイホームを購入、趣味のキャンプや音楽も楽しみ、老後はハワイ。病気になって人の優しさにふれ幸せだったこの世を去る。
そんななだらかな、ある種理想的な生活だってそう。


PDCAだとか、giveだとかtakeだとか、愛だとか夢だとか、愛と感謝、アセンションー。
ビジネスも、自己啓発も、時にスピリチュアルな教えもそう。

ファッションも、人生も、何もかもー。

ゴールをどこからかとても優秀にコピペしてきて、そこに向かう同じ茶番をみんなが演じてるようなー。




「とてもくだらない!」


そんなダークな気持ちになってしまった。
※無論、誰より私がそうだったから、そう感じるのだけど。




だってゴールが決まっているわけでしょう?
そこに向かって日々生活を営み、時にみんなと同じことに悩み、つかの間の憂さ晴らしのランチや飲み会や旅行に幸せを感じるー。

これはいかに円滑にゴールにたどり着くかの試行錯誤や競争でしかない。

そんなことが本当に人の人生というものなの?
昭和も平成もずっとそうだったから、人間はずっとそうやって生きていくの?




まるで中二病みたいだよね。

もちろん、ポジティブに平和に生きようとすることを批判しているわけじゃない。本人が楽しいならそれでいいじゃない。


だけど私自身は、


何か非常に大切なことを忘れているような気がしたの。







そしてこの闇は深刻に考えると、一歩間違えたら死に至るー。
そういう危ない闇だと思った。

つまりは、日常の繰り返しが、
ただルーティンをこなし何年も生活を営み続けることが
人生だと定義してしまったら、

人によっては歳をとるほどに、
とても苦痛で耐えられなくなってしまうんじゃないかって思ったの。


みんなが全く同じ平和か不幸を、100年間もコピペ作業をし続け、いかにいい優秀なソースを綺麗にコピペしてくるかごっこをするなんてきっと耐えられない。
これはきっと、ネガティブだったり過敏な人であるほどね。




そんな人に少しは明るい光を届けられるかもしれない話をすると、
幸い私はその結論には行き着かなかったの。

それはまるで誤った定義に辿り着かないように、何かに導かれるようだった。





この世に存在するいくつかの本が、
それは誰かの伝記や芸術家の言葉だったり、成功哲学の本だったり(ある時は詩や音楽だったり)したけど、
いずれも「世間」や「生活」をコピペしていない人の本が時々本屋さんで光って見えて惹きつけられる。

その中の言葉に、救われたの。
そういうパターンの人生が存在することが、救いになったの。

そういった本には、
どこかから優秀にコピペしてきた言葉じゃなく、その人自身の言葉が載っていた。

もうこの世に存在しないその人と、まるで一対一で会話しているように、時に内側から語りかけてくるように、声が聞こえてくるような本。



そして言葉は違えど、
世間の声ではなく一瞬一瞬自分のハートを、
過去の記憶やトラウマでなく一瞬一瞬インスピレーションを、
自分の人生を生きること伝えていた。








時にその本がスピリチュアルな本であれば、



そのささやきにはミステリーな余韻があった。

  



そしてそれは「コピペ」を想像した時の死にゆく絶望感とは真逆の、
生命感の炎のようなものを芽生えさせてくれることに気づいたー。

その生命感の炎は、かつてすごく幼い時に自分の中に持っていたもの。
まだ世間やコピペを知らない時代に、誰もが持っていたもの。


コピペしてくるべきキラキラした理想のゴールではなく、


その自分の内側にある炎こそが
生きることをワクワクさせてくれると気づいたのー。



そのかすかな真理の気配が、
今引き0ヶ月目〜の人生を創ってくれたように思うよ。


そしてそれは今だっていつでも。

人生において何か違和感があることがあれば、自分が何かを世界から、記憶から、過去から(ときにそれは過去世のこともあるみたいだけどー)頭にコピペしてないか?

今この瞬間いい気分か?
=本来の自分自身からブレていないか?


それを振り返ることにしているよ🦋💎

いつだってそれだけをー🪞
なぜならそれこそが、人生を面白く豊かにしてくれたからなの。





 Sayaka.



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