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これが私の「思想」なのか!?書棚を見つめていて突然気づいたこと(ビーチボーイズ主義者などという人間が果たしているのだろうか?)

皆さん、こんにちは。noteでイラスト入りの夢日記を連載しているヤシロと申します。

そんな私が、ここ↓では唐突に、自分の活動の「総括」みたいなことを言い出してますが、とつぜん思いついたことがありまして、忘れないうちに記事にして公開しますね。

いや実は、「夢日記」なるものを描いている私、

そんな私に影響を与えた「文学者」や「思想家」の列記をしたいと思い、

私が特によく読む本を床に並べてみたのですが、あれ?おかしいな、と思ったことがありまして。

コリン・ウィルソンに、ジョルジュ・バタイユに、ウィリアム・バロウズ。そのような「現実世界に背を向けて、夢や幻想やオカルトの世界にむしろ重きをおいた」作家が、なるほど、ズラリと揃うのですが、、、

こういう人たちの本に影響されている、と言う割には、私の描く夢日記って、エロとかグロとかは少ないし、、、「現実へのニヒリズム」はあるかもしれないけど、私はだから「現実は嫌い」とか「現実は憎い」とかにはならず、「思春期の少年の夢見たいなピュアな世界のままどうかそっと放っておいてください」というほうに走りますよね、、、。

そうなんです、バタイユなんぞは露骨にエロティシズムに走るのに、私にはそーいうのは薄い、、、っそれよりは「気の合う相手とダラダラとアイスでも一緒に食べてるだけの夢を見ていたい」と発想するところがある。

でも、、、こういうふうに、「エロもバイオレンスも嫌い、そもそも何かと戦いたいとも思わない、ただ、中学生みたいな内面世界のままの大人でいることを許してほしい」ってのも、それはそれで、ひとつの「思想」かもしれないと思ったw。人によっては、そうたとえば、「この現代社会の大変な時にそんなことをしてる場合か!政治に参加しろ!世界革命に手を貸せ!」という方にとっては、私のような立場の人は最悪の「敵」になるだろうしね、、、それと、「夢やファンタジーの世界の中でこそ、エロもバイオレンスもやりたい放題だ!」という意味での「快楽主義者」とも敵対するでしょうね、、、私は「夢の中とはいえ、出会った他者には優しく接するべきだ」と言い出すわけだからw

ところで、、、私のこういう「思想」がどこから来たかといえば、これまた、さっきの写真に、もう答えがあるんですよ

ここにビーチボーイズがいるからですねきっと!w

ただただ、「ビーチでごろごろと平和に過ごす毎日がいつまでも続いてほしいなあ」ってのは、それが結局はいつも許されず壊れてしまうことへの理性的な達観も含め、私はビーチボーイズから教わったw。

そして、よく誤解されている点だが、ここは「ビーチボーイズ主義者」として強調したい。ビーチボーイズの歌にはよく「ビキニの女の子を車に乗せてサーフィンに出かけよう」みたいな話が出てくるが、ブライアン・ウィルソンはドラッグ中毒と統合失調症と父との確執で、本人はサーフィンなんかやったことないし、精神病地獄で青春をすり潰したのでナンパ生活どころではなかった!彼の歌に描かれているのは、「ビキニの女の子を連れて健康的に遊んでいるサーファーっていいもんだなあ、、、と愛情を持って眺めている、自分はそれができなかった老人の、孫を見つめるように若者たちをみている諦観した目」の視点のほうです。ぶっちゃけ「狂気」「絶望」のダークサイドに堕ちてしかるべき人生を送ったはずのブライアン・ウィルソンが、あんな平和な曲ばかり書くから、ビーチボーイズは「ヤバい」し、もはや私にとっては、「思想家」レベルとしてリスペクトできるのだ。

そして日本では以下のように、ビーチボーイズに関する「完全マニュアル」のような究極本も出ている。そういえばかの村上春樹もたいへんなビーチボーイズフリークだそうですよね?とまあ、ビーチボーイズと日本は、どうやらたぶん、めちゃくちゃ相性がいいみたい。

とまあ、「ビーチボーイズ主義者」という、途方もない言い方で、自分の今の立ち位置を考えてみました。が、これもまた、しばらくすると意見が変わってしまっているかもしれません。。。

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子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!