【エッセイ】 監督と呼ばないで 中
それからというもの、役者さんからクラファン開始の準備のため、連日メールでいろいろな指示が届くようになった。
役者さんとは生活リズムが異なり、自分が寝ている間にメールが届く形となるため、朝起きてそれらを確認するのがだんだん苦痛になっていった。
大きなイベントをみんなで実行する際、ブルドーザーの勢いで引っ張っていく人がいないと、事が進まない面もあるだろう。
しかも映画に関しては向こうの方が専門であるため、すべて言う通りついて行けばよかったのかもしれない。
しかし「この映画は自分