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人生は「負けるが勝ち」かも。サッカーのアジアカップ。1次リーグで日本を下したイラクが決勝T1回戦で敗退。日本はグループ2位通過で良かったのかも

「負けるが勝ち」ということわざがある。サッカーのアジアカップに臨んでいる日本代表は1次リーグでイラクに敗れ、D組2位で決勝トーナメント(T)に進出した。1位だったイラクは決勝T1回戦でヨルダンと対戦し敗れた。もしも日本が1位で通過し、ヨルダンと対戦していたら。イラクに敗れ2位で通過したことは、日本にとって良かったのかもしれない。

カタールで行われている大会。29日に行われた決勝T1回戦でグループD1位のイラクは、グループE3位のヨルダンと対戦し2-3で敗れた。

日本は1次リーグ2戦目でイラクと対戦し、1-2で敗れていた。このため、初戦のベトナム、3戦目のインドネシアに勝利したもののグループ2位での決勝T進出となった。

決勝トーナメント1回戦ではE組1位と対戦することになっていた。決勝Tでいきなり韓国と対戦する可能性もあった。

E組の最終戦は、バーレーンがヨルダンに勝利して逆転の1位通過。ヨルダンは3位。韓国は引き分けて2位通過となった。

これで日本の決勝T1回戦の相手はE組1位のバーレーンとなった。

決勝T1回戦でヨルダンがイラクを下した試合だが、劇的なものだった。ヨルダンは1-2とリードされて、後半のアディショナルタイムに。ここからヨルダンが2点を奪っての大逆転劇だった。

イラクが試合中に2枚のイエローカードを出して1人が退場、10人で残り時間を戦う苦しい展開ではあった。

それでも、ヨルダンの劇的な勝利を考えると、日本が1位通過をしなくて良かったと思ってしまう。

日本は31日に決勝T1回戦でバーレーンと戦う。相手は混戦となったグループEをトップで通過したのだから、油断はできない。

「それでも」と思うのだ。イラク戦で敗れ、日本の国際Aマッチでの連勝は10でストップした。この敗戦は日本の選手にとって、相当なショックだったろう。しかし、アジアは確実にレベルアップしている。気を引き締めて次戦以降に臨むには、良い負けだったはずだ。

日本が1位通過しなくて良かった。そう前向きに考えるべきだ。劇的な勝利を挙げたヨルダン。その国と決勝T初戦で対戦せずにすんだ。日本には運が味方しているのかもしれない。

人生は「負けるが勝ち」かもしれない。サッカーでも日本は一つの敗北でチームを立て直す機会を与えられた。その点では運を味方につけた。

日本がアジアカップ決勝Tで勝ち進む予感がする。日本の今後の戦いが楽しみだ。

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