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"教育系" note まとめ

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"教育系" noteのまとめです。
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2019年12月の記事一覧

デザインの敗北、日本美意識の敗北 テプラ・ラミネート文化の勝利

最近、各所で「デザインの敗北」と称してお店の什器や設備にテプラや手書きなどで日本語サインが追加された写真がアップされているのを目にします。 デザインの敗北序章皮切りは佐藤可士和さんデザインのセブンイレブンのコーヒーメーカーではないでしょうか。 このような今「デザインの敗北」と呼ばれている現象に関しては、一末端デザイナーとしては心を痛めており昔から感じていたものの一番強くそれを意識したのは下記写真のサインを見たときです。 2012年渋谷にヒカリエという商業施設ができたときす

エッセイの苦しみ:分析、仮説・行動計画立案、良いエッセイの書き方

エッセイが苦しい。 私にとって、苦しみや辛さを浄化したり軽減したりする方法は主に二つあって、一つは音楽を聴くこと、もう一つは文章に書き起こすことです。 共有したいことを他者と話して楽になることも勿論あるのですが、自分が思い悩んでいることについては、私はまず自分の中である程度解決しないといけないのです。 音楽では、アバド/ルツェルン祝祭のマーラー交響曲第3番終楽章を聴いて、そこに含まれるありとあらゆる感情や苦しみ・喜びに触れることで心の中の蟠りが解け出していくこともあるし、

文章の質を高める「違和感に気づく力」を養える本、5選

仕事をしていて気づいたことをツイートしたら、思わぬ反響をいただきました。みなさんの学びにもなれて嬉しいです。 「で、どういう本を読んだらいいの?」という疑問も出るかもと思ったので、部屋を見回して目に入った本から個人的なおすすめを選んでみました。 (推敲なしで書いているので、文章が荒い部分はご容赦ください。) 岩佐義樹『毎日新聞・校閲グループのミスがなくなるすごい文章術』 プロフィールによれば筆者は「毎日新聞社の用語委員会用語幹事」を務めており、まさに校閲の現場で仕事をす

就活

学生実は最近学生と接する機会が多いです。きっかけは"著作権の勉強会"から名前を新たに開催してきた"Muisc&Money"という音楽ビジネス勉強会でした。この会を一緒にやってくれています谷口元さん、林達也さんが大学でも教えていることもあって"Muisc&Money"には学生達も参加してくれる事が多いです。"著作権の勉強会"時代から学生は来てくれていましたが、最近特に増えた気がしています。 こういった勉強会を始めてから結構月日が経ったんだなと思う事も増えてきました。知り合った

アートは常に平和を希求する。

書きたい欲求私がnoteを書くときには,展覧会や美術作品に関連して,アートファンではない人にもうまく伝わるように,できるだけ平易な言葉で,できるだけ身近な話題に引き寄せて表現するように心がけています。そうすることで,少しでも美術館やギャラリーに足を運ぶ人を増やし,アートを生活の中に取り込む暮らしが広められたらいいな,と。 人に何かを伝えるためには,文章構成力と情熱,その両方が必要ですよね。特にこの「情熱」というものは,なかなかコントロールが難しい。定期的なペースで書こうと思

20年のデザイナー人生でぶつかった15個の壁と成長の話(後編)

こんにちは、クックパッドのデザイナーの米田(@tyoneda)です。クックパッドでは生鮮食品ECプラットフォームの「クックパッドマート」を作っています。 このnoteは「20年のデザイナー人生でぶつかった15個の壁と成長の話(前編)」の続きで、デザイナーをやっていてぶつかった「💀ちいさな壁(失敗や挫折)」と、ぶつかったからこそできた「🌱ちいさな成長」の話をします。未読の方はぜひ前編の方から読んでいただけると嬉しいです。 前編に比べて共感難易度は高いと思うのですが、応援いた

PTAの経済学

今学期が終わりました。夏のネパールでの調査の失敗が尾を引き、なかなかに酷い学期でしたが、来学期は遂にComprehensive Examなので、気を取り直していきたいものです。来年の夏の調査は上手くいくよう頑張りますので、NGOの支援の方もよろしくお願いします(NGOの方でとてもインフォーマティブな有料ブログを始めたのでそちらもぜひ→https://note.com/sarthakshiksha/m/mcfe0d7a92fb0)。 今学期はミクロ経済学の授業を受けていて(今

「学校では丸がもらえない」そんな彼が見つけた新しい表現の場とは?

2019年5月、国内初の施設として石川県加賀市に設置された「コンピュータクラブハウス加賀(以下クラブハウス加賀)」。10代の子どもたちがデジタル技術を使って好きなことに取り組めるコミュニティ施設として、世界中に約100箇所設置されています。国内でのオープンから約半年、これまでに多くの子どもたちが施設を訪れ、その才能を発掘し伸ばしています。また、既存の居場所に違和感を感じる子どもたちの心の拠り所になるなど、多様性のあるコミュニティにもなりつつあります。 今回は、クラブハウ

地方創生ICT特集:Eyes, JAPAN山寺 純氏に聞く。AI・ロボット時代は、地方こそイノベーションが起きる(会津若松市)

福島県会津地方の中心都市、会津若松市。 日本初のコンピュータ専門大学として開設された公立大学・会津大学を有し、初代学長・國井利泰氏の影響を受けた多くの学生が様々な分野で活躍している。 1995年、インターネット黎明期から拡大期の分岐点。同大学で通訳翻訳員をしていた一人の男性が、現役大学生と共に「あいづ・ジャパン」を創業した。 「魔法のようなデジタルカルチャー」をつくる会社を目指し、1997年に同社を法人化、その後も積極的にグローバルな活動を続け、2006年に商号を株式会

子ども主体の学びの環境をどうつくる? 体験ワークショップ&トークライブを開催します!

子ども主体の学びの環境を、どうつくっていけばいいのだろう? 現場で子どもたちに接している多くの教育関係者なら考えたことがある、共通する悩みではないでしょうか。学びを探究するメディア「Q」では、今回、子どもの探究心を引き出す接し方を実際に体感し、学びが深まる環境づくりについて参加型で話し合う1dayイベントを開催します。 イベントは、体験ワークショップとトークライブの2部構成。第1部では、神戸にある探究型マイクロスクール「ラーンネット・グローバルスクール」で長年工夫を重ねてき

再生

iMovieのグリーンスクリーンの応用です。

iMovieのグリーンスクリーンを応用するとこの様なことが出来ます。 100円ショップで購入した虫眼鏡に緑色の折り紙を貼り付けました。 他にも額縁に緑色の紙を入れて向こう側の風景が見えるものや緑色の布を使って隠れ蓑の術をすることも出来ます。

「eポートフォリオで結婚できる!」なんてトンデモな説

大学院教授「eポートフォリオを活用すれば幼馴染と結婚できる!」←マジかよ…… 2019年12月28日 19:51 大学入学共通テストにおける英語民間試験の導入が萩生田光一文部科学大臣の「身の丈発言」や「ベネッセありき疑惑」をきっかけに延期されました さらに国語・数学の記述式導入は、採点体制の問題や「ベネッセありき疑惑、ふたたび」などから、ゼロから制度設計をリスタートさせることになっています こうして「高大接続改革」と呼ばれる大学入試改革の柱が2本失われたのですが……

日本の将来を見越した自らのキャリア構築

独立してからのキャリア構築の流れ(2001年〜現在 2019年大晦日) 日本の将来を人口動態や新興国の台頭などから予測して、地方都市や企業、人材に必要となるビジネスを創造するために独立創業しました。NPO活動、企業活動などを通じて、つながっているのが当たり前の時代の利点を生かして新しい "働き方" "学び方" "考え方" を模索、実践、教育しています。 [高齢化先進国日本のあるべき "生きがい" をつくりだす] 超少子高齢化時代の到来を見越しインターネットを使ったシニアネッ

【最速解説】教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改定

教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改訂版が、12/23に文部科学省のWEBにUPされました。今話題の補正予算:GIGAスクール構想のページにUPされています。 教育委員会の情報担当者やシステム提供事業者にとっては、どのような影響があるのか知りたいところかなと思いますので、世界最速?で簡単解説してみます。 そもそも「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」とは?一応、教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインについての解説を(そんなの知っとる