千田有紀

noteはじめました。役に立つことはあまりかけない気がします。

千田有紀

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最近の記事

日本社会学会への要望書の全文と責任者の公開を望む

溜息が出る。鶴田幸恵さんが日本社会学会へ送ったとする要望書のご本人担当部分が、ネット上で公開された件である。ご本人が非常に辛い生活を送っていらっしゃるようなので少し悩んだが、noteのみならず、XやfacebookやさまざまなSNSに投稿されているようなので、私自身の名誉にもかかわることであり、反論せざるを得ないと判断するに至った。このようなことに振りまわされること自体、非研究生活に非常にマイナスであり、当惑せざるを得ない。鶴田さんだけではなく小宮友根さんにも、私を執拗に批判

    • 2022年度斉藤正美さんの発表について、カルチュラルスタディーズ学会に出した質問状

      2022年度カルチュラルスタディーズ学会大会(カルチュラルタイフーン)で、斉藤正美さんによる、学問的な手続きをとることのない驚くべき発表があったため、学会に質問状を送った。返答は録画はない、斉藤さんに回答を促すというものであったが、ほぼ1年が経過してもまったく斉藤さんから返答はなく、無視された状態にある。記録のため、学会の送った質問状(?)を掲載しておく。 カルチュラル・スタディーズ学会事務局御中 貴会ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。武蔵大学の千田有紀です。

      • Twitter account Questiontime氏の記録

        記録のために、questiontimeによるツイートを転載しておきます。このアカウントに問題を感じているためにです。 「敢えて悪意を持って読む」のも謎ですが、当のryuchellさんが何も発言していないのに、なぜトランスジェンダー云々の話になるのかからしてわからない。ryuchellさんの性自認は誰にもわからないし、本人が何も言わないのであったら、アウティングなんじゃないでしょうか?確かにフェミニンな恰好をされていたし、ホルモンを摂取されていたようですが、ryuchellが

        • 溝口彰子さん、いつでも批判をお待ちしています。

          溝口彰子さんの以下のツイート。私の高島鈴さんによる「千田さんは『まだ』ポストを持っている」発言。怖い!に対する発言のようです。溝口さんとはNYでカフェでおしゃべりして、資生堂の眉墨を戴いた記憶があり。第17回Sense of Gender賞(特別賞)のときも、溝口さんを推したんですが…。淋しいものですな。 いつでも論文への批判は受け付けますので、よろしくお願いいたします。認知のゆがみと言われましても。具体的にご指摘いただきたいです。 私が常勤ポジションを維持していることが怖

        日本社会学会への要望書の全文と責任者の公開を望む

          学問とは…?(昔の記事です)

          (すみません。以前に公開した記事を触ったことで、どうも、公開の日付を変えてしまったようです。実際には、1年以上前に書かれた記事です)。 本当に非常に情けない思いでいっぱいです。この私の名前で検索してこのnoteに来られた方や、よい風に興味を持ってくださった方などに、このような記事ばかりを読んでもらうことに、忸怩たる思い。 しかしもはやTwitterのようなSNSが、学問的な内容を話し合う場所ではないのは仕方ないにしても、あんまりな場所になっているので、そこで反論したくなけ

          学問とは…?(昔の記事です)

          高島鈴さんによる「千田さんは『まだ』ポストを持っている」発言。怖い!

          高島鈴さんは、以前、このようにツイートされました。 正直に言えば、私は大歓迎でした。なぜなら、私の論考については、どこが問題なのかが、「誤読」や「誤解」もっとはっきり言えば「捏造」のレベルのものしかなく、私には伝わってこないにもかかわらず、批判だけはなされている状況だったからです。その状況については以下↓ 本文はこちらで読めます(青土社の許可を取りました)。 しかし、発売された『現代思想』をみて驚愕しました。このツイート↓で読める部分しか私への批判(これでは単なる誹謗中

          高島鈴さんによる「千田さんは『まだ』ポストを持っている」発言。怖い!

          WANの理事を辞めさせていただきました。

          この度、思うところがあって、WANの理事を辞める意思をお伝えさせていただいています。お返事はありませんが、6月14日にその旨をお伝えしてあります。NPOですので、すぐに辞任したりできるものではありませんので、任期までは残留すると思いますが、私個人は辞任の気持ちをお伝えしております。 思えば長い間、お世話になりました。これからの団体の発展をお祈りしつつ、理事からは退かせていただきます。ありがとうございました。

          WANの理事を辞めさせていただきました。

          私がにじーず(?)を閉鎖したとデマを流され、キャンセル宣言されました。

          まったく困ったデマですが、記録として置いておきます。 「人権団体アカウント」というのがもし、遠藤まめたさんの「にじーず」であるなら、私が記事を書いたのは、アカウントが閉鎖されたあとですし、そもそもこの2年間、加賀議員のインタビューを除いて、LGBT関連のニュースを書いたことはないです。「ネトウヨに餌を与える」とは何を指しているのかまったく分かりません。いったいどこの国の話なんだろうか。 自身のFacebookに文句を書かれたのは遠藤さんですし、私は遠藤さんのFaceboo

          私がにじーず(?)を閉鎖したとデマを流され、キャンセル宣言されました。

          遠藤まめたさんによれば、思春期ブロッカーは可逆的で、副作用は「少ない」そうです。

          以上は、遠藤まめたさんが自身のフェイスブックで全世界に向けて公開された記事です。私も困っています…。 コメント欄を見ていただければわかるのですが(うまくTLにならず錯綜しています)そこでのやり取りがありました。 私の記事、タヴィストックジェンダークリニックについて書いたところの皆さんの反応の記録の の個所を指していると思われます。活動に差し支えるのも不本意ですし、あえて名前をだしませんでした。周囲が裁判をしろとけしかけるなか、遠藤さんは、まず自分のことを指しているのかど

          遠藤まめたさんによれば、思春期ブロッカーは可逆的で、副作用は「少ない」そうです。

          タヴィストックジェンダークリニックについて書いたところの皆さんの反応の記録

          タヴィストックのジェンダークリニックのスキャンダルについて、Yahoo!ニュースで触れました。記事はLGBT法案のもう一つの焦点―学校から医療に送られる子どもたちです。日本でもすでにトランスの若者の支援団体が、親に内緒で来るようにと交通費まで渡しているところがありますし、そこの代表は思春期ブロッカーを、副作用があるとは言わず薦めてもいます。少なく、「投与をやめれば元通り通常の二次性徴が起こります。さらに、15歳未満でも使用することができます。この療法によって、二次性徴による苦

          タヴィストックジェンダークリニックについて書いたところの皆さんの反応の記録

          6月18日(日) ウィングス京都において、「フェミニズムの再生と再創造のために―グローバリゼーション・ポストフェミニズム時代における課題」を行います。

          フェミニズム/ジェンダーをめぐる困難 牟田和恵(司会)  本パネルでは女性たちのありようが多様かつ困難な時代にフェミニズムはいかにして有効な理論たりうるかという挑戦に取り組んだ江原由美子氏『持続するフェミニズムのために—グローバリゼーションと「第二の近代」を生き抜く理論へ』(2022 年)に触発されフェミニズムの再生と再創造の可能性を探る。近年フェミニズムは女性とは誰かという問題を巡って葛藤しているが、フェミニズムや学問の基盤として自由で闊達な場が提供されるべきことがその前

          6月18日(日) ウィングス京都において、「フェミニズムの再生と再創造のために―グローバリゼーション・ポストフェミニズム時代における課題」を行います。

          小宮さん、そろそろ本当にやめにしてください。

          今回という今回は、小宮さんに非常に失望した。私が前回のエントリ「小宮友根さんによる私の論文への度重なる「批判」について」を書いたあと、『社会学評論』の千田論文について(3): スコットランドの事例 - frrootsのtwitter補完メモなるものを公開している。読んでその不誠実な態度に、今度という今度は、非常に驚愕した。 まず、私が何度も指摘しているように、 まず、スコットランド政府が、「母親」という言葉を書き換えたにも関わらず、「父親」は残していること、にまったく触れ

          小宮さん、そろそろ本当にやめにしてください。

          小宮友根さんによる私の論文への度重なる「批判」について

          非常に当惑している。小宮友根さんが、『社会学評論』288号(72‐4)の公募特集「ジェンダー研究の挑戦」において掲載された私、千田有紀の論文「フェミニズム、ジェンダー論における差異の政治-平等から多様性へ」に対して、Twitter上でずー-----っと長きにわたり、「批判」を、やめて下さらない件である。 これまで私のこの論文について、『社会学評論』の「ジェンダー研究の挑戦」に掲載されました。、小宮友根さんの『社会学評論』掲載論文の「批判」にこたえて。、「論文には論文で批判を

          小宮友根さんによる私の論文への度重なる「批判」について

          清水晶子さんは、「キャンセル」していない(私の妄想だそうです)。

          これまで、『現代思想』にトランス女性を包括し、「『女』の境界線を引きなおす」ためにはどのような制度的な合意が必要なのかを検討する「『女』の境界線を引きなおす」を書いてから、私は「差別者」というラベルを貼られて、仕事にも多大な影響を受けてきました。 例えば、小宮友根さんは、 と書かれています。「これまで」の「差別的な言説をエンカレッジ」してしまう「文章」とは、明らかに『現代思想』のことを指していると思います。不思議な書き方ですよね、そもそも。私の意図が差別ではなかったとして

          清水晶子さんは、「キャンセル」していない(私の妄想だそうです)。

          今後は、何らかの判断を求めるかもしれない宣言。

          ご無沙汰しています。実は、アメリカに来ています。非常に尾籠な話で恐縮なのですが、アメリカに来て驚いたことは、ここ数年、ずっと悩まされていた下痢と腹痛がぴたりと止まったことです。 ご飯を食べてしばらくすると、ときには水のように(ごめんなさい)流れていく下痢のせいで、外食が難しく、また持病の薬を飲むタイミングを考えたりして、社会生活もままなりませんでした。それによってまた慢性的な疲労感も甚大で、メールの返事を書くのもままならず、また腎臓にも大きな負担がかかっていたようでした。

          今後は、何らかの判断を求めるかもしれない宣言。

          リツイート罪?

          これまでの経緯は、過去のnote記事を読んで下さい。今回は、あまり深入りしたくありません。私が『社会学評論』に掲載されてから、小宮友根さんらの「トランス人権擁護派研究者」を中心に、根拠のない批判が繰り替えされている件(繰り返しますが、私はトランスを含むすべての差別に反対ですし、どのようにコンフリクトの調整が可能なのかをさぐっていっているだけです)。「論文には論文で」という主張に対して、清水晶子、小宮友根、福永玄弥さんから批判をいただきました。でも一部は、私宛てではなかったそう

          リツイート罪?