日ハムの鶴岡捕手が引退会見をした。
現役を目指して引退試合がなかったから、もしかしたら会見すらないのかと思って悲しかったけど、最後に鶴ちゃんの声が聞けて良かった。

涙ぐむその姿は、やっぱり心動くものがあって。今でも頭に浮かぶ日ハムの捕手は鶴ちゃんか大野な私は、電車の中でその会見をみて案の定鼻水を流して泣いた。

最年長の大ベテランは、確かに今の日ハムカラーとは少しゆるっとした部分があって指導者として見られることが多かったと思うけど、ベンチからピッチャーの背中を送り出す姿は格好良かったし、マスクを被った姿を観られた日は「うわ！鶴ちゃん来た～！」と興奮して、そして妙な力強さ・安心感があった。

賢介が引退した時、「時代が変わる」と思った。そしてまた今日も思う。「日ハムが変わる」と。

でも鶴ちゃんが会見で
「今はあまり結果が残っていませんが、必ず来年行こうファイターズが、優勝を目指すチームになるには、彼らの成長が不可欠だと思いますので。今年悔しい思いをしてるので、この悔しさをバネに。もう彼らが頑張っているのは分かっているので来年以降に本当に。全キャッチャーに期待しています」って言った。

鶴ちゃんの言葉を聞いて、色々あるけどあと少しだけ、大好きだったチームを信じてみようと思った。そう思わせてくれるほどやっぱり鶴ちゃんの姿、背中、言葉には重さがある。ずっと応援してきて良かった。

ありがとう、鶴ちゃん。ファンになれて幸せでした。