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起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day13 2022年1月29日 「やわらかな日差しに包まれて」
13日目
介護には休日がないのは当たり前だが、土曜日は会社勤務がないぶん、ゆとりをもって家事ができる。
曇天の寒空に洗濯物を干すのはためらわれたが、思い切ってベランダに出たとたん、急に晴れ上がり、やわらかくて暖かい日差しがわたしを包んでくれた.
この先にはごほうびが待ってるよ、と言ってくれてる気がした。
起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day12 2022年1月28日 「有給休暇蒸発」
「ひとりで頑張らなくていい」 周りの人は言うけれど
介護休暇制度があるだけでもありがたいのだが、今年度分の5日間を瞬く間に使い切り、有休休暇も残り1日半となってしまったため、やむなく実家で父親のそばでの在宅勤務を今日から開始した。
会社には悪いけど、炊事・洗濯・掃除・入浴介助の合間に勤務を行うことになる。
周りのひとは自分だけで頑張らなくていい、というけれど、現実は厳しい。「介護施設をうまく利
起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day10 2022年1月26日 「空いた実家で賃貸経営」
空く予定の実家はJR駅徒歩1分の好立地なので、思いきってリノベーションして、賃貸経営を始めようかと思う。
お金のソムリエ協会に入っていなかった頃の私であれば、ボロ家を残されて途方に暮れていたはずだが、お金について、そして収益不動産経営について、周りの同志に刺激を受けながら学べる環境にあり、私の不安を取り除いてくれている。
空き家古家再生のYouTubeも見まくっていたので、どのように手を入れたら
起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day7 2022年1月23日 「だから目を離せない」
妻が休みだったので、父親の面倒見を一緒にやってくれた。これまでの6日間で培ったルーティーンを横で見てもらって、部分的にでも覚えてもらう。
外せないルーティーンは、3度の食事と投薬管理だ。アルツハイマーの症状を抑制するため、クスリは確実に飲んだことを確認する必要がある。トイレには自分で行ってくれるし、食欲は衰えていないので、見た目はとても元気。妻に対してもすこぶる愛想が良い。かわいいおじいちゃんだ
起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day5 2022年1月21日 「高齢者がアパート借りられんって。。。日本はどうなってんの?」
実家生活5日目。
コロナは病室と家族のコミュニケーションさえ謝絶する。
面会できないばかりか、通話については看護師の手を借りて病室を出て行わなければならない状態のため、ただでさえ戦場と化している現場では、なかなかお願いしづらいらしい。。。
そこで私と妻と孫娘ふたり、そして母親を加えた5人のLINEグループを作って、病室との通信手段を確立した。
82歳にしてLINEが使え、スタンプが送れるのが
起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day3 2022年1月19日 「オヤジが大っ嫌いだ」
実家生活が3日目に入った。
古い家はとにかく寒い。こんなところで暮らして、毎日エレベータなしの3階の上り下りをやってたら、82歳女子の心臓にはかなりの負担だっただろう。。。
「ホントにごめんね。」
7年前に家業を畳んだ父はみるみるうちに弱っていき、5年前から、日がな一日寝てばかり。自分の手足代わりに母をアゴで使っていた。
日中は5分に一度、「あれ持ってこい、あれ食べたい、飲みたい」とわがまま放
起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day2 2022年1月18日
母親の入院の間、父親の面倒見のため実家への泊まり込み生活に入った。
今週いっぱい会社を休み、実家で生活する環境を整える。
父親はトイレにはなんとか頑張って行ってくれるので、食事と洗濯と入浴補助くらい。仕事のほうが大変かもしれん(笑)
思えば半年前、意を決してリハビリパンツを履くことを提案したら、意外に素直に応じてくれたことを思い出した。たまに失敗してしまうのが、自分でもイヤだったのだろう。
起業と在宅介護 どっちもやったる日記 Day1 2022年1月17日
月曜朝7時。母親からの電話で起きた。こんな時間の電話は珍しいので、イやな予感がする。
「ここ2~3日、息苦しいのよ。病院に連れて行ってくれない?」
急いで車を飛ばし、30分離れた実家へ到着。母親は普通に話せるし自分でも歩けるが、20年前に患った心筋梗塞に症状が似ていると言う。そういえば。。。土曜日に会ったときに階段を上がった後、いつもに比べて息が荒かったのを思い出した。
「土日はどうせ病院や