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熟女の「歯」モンダイ(8020な未来のために)

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『熟女はつらいよ!?』より、歯をテーマとしたエッセイ(尽きないトラブルと治療のプロセス)をまとめました。 大人の女性にとっては他人事じゃありません。私のようにならないためにも、参… もっと読む
記事単体で購入するより、かなりお得な価格設定になっています。 今後、歯モンダイが完全に解決するまで… もっと詳しく
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記事一覧

600万円の価値を噛みしめろ(後編)

600万円の価値を噛みしめろ(後編)

今回は語ることが多すぎて2本立てとなってしまった。
前編はこちら。

20代の頃、虫歯を放置したあげく左の7番を抜く羽目になった。
そして再び放置すること約10年、前歯のクラウンを作り直した医師から「欠損した7番のせいで、下の歯並びが悪くなっている」と指摘された。

歯並びというものは、隣り合った歯同士が支えあって形成されている。1本でも欠損すれば、その隙間を埋めるべく他の歯がズレてしまう。奥歯1

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600万円の価値を噛みしめろ(前編)

600万円の価値を噛みしめろ(前編)

成人は口内に28本の歯(永久歯)が生えている。親知らずまでカウントすれば32本だ。
それらがきれいに生え揃い、どんな食べ物をもしっかり咀嚼し、必要な栄養を体内に取り入れられるのは、当たり前のことではない。

噛み合わせが悪ければ虫歯にもなりやすいし、滑舌だって悪くなる。熟女世代になれば、歯周病などで歯を失うこともある(私だ)。

タイトルの値段は、永久歯をすべて人工の歯に置き換えた場合の価格(推定

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口内環境が悪化するお年頃

口内環境が悪化するお年頃

先日歯肉が腫れたのを機に、歯医者通いが始まった。
いわゆる歯周病である。なんと大人の8割は、歯周病を患っているそうだ。
(情報ソース:http://www.kao.co.jp/lifei/support/35/

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「8020」について考える

「8020」について考える

8020とは「80歳時点で20本の歯を保とう」という、歯の健康促進キャンペーン的な運動の標語である。

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「結果を出すには地道な努力しかない」ことを、レベル51にして痛感した。

「結果を出すには地道な努力しかない」ことを、レベル51にして痛感した。

甲状腺機能低下症の症状のひとつである「口内の渇き」は、歯周病リスクを高める原因でもある。かつ、更年期になると「粘膜の渇き」が誰しも症状として現れる。

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失った歯の値段に天を仰ぐ

失った歯の値段に天を仰ぐ

まだまだ続く「8020」シリーズ。
でも今回がラスト(一区切り)なので、よかったら順を追って読んでみてほしい。涙なしには見られないはず(ホントかー!?)。

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歯が次々に痛むという悪夢

歯が次々に痛むという悪夢

久しぶりに薬漬けな日々を過ごした。

およそ1ヵ月、歯の痛みと戦っていた。しかも上下2本、原因が連動していたからややこしい。

これまでの経緯は、以下のマガジンにまとめた。

『熟女はつらいよ!?』創刊当初から購読してくれている読者さんはご存じのバックナンバーだが、最近読者になってくれた方(ありがとう!)は、よかったら買って読んでみてほしい。涙なくしては読めないはずだから(嘘)

前回(2022年

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