中山英之 1/1000000000【LIXIL出版】

中山英之 著
A5判/ 160頁/1,800円+税

中山英之は2006年のデビューから現在まで、「世界」とは何かを問うてきました。彼は作品を通して建物の建つ「土地」やあたりまえの「生活」に対する人々の認識を超えて、これまでの世界をつくりかえる新たな空間を提示しています。

本書では、図面上にあらゆる世界を描くことができる「スケール(縮尺)」の考え方を軸に、小さな石から住宅、都市、地球とさまざまな大きさを行き来し、建築が世界を変えうる可能性について説いています。
《円と弧》(2017)、《石の島の石》(2016)、《草原の大きな扉》(2008)をはじめ、自身の代表作をイラスト・写真とともに辿りながら、建築と世界の諸要素をつなぐ壮大な物語を紡ぎます。


「この本を,表紙を開いた状態で伏せて置いてください.」

という1文から本書は始まる.

そこから読者は,小さな1本の線から宇宙までのスケールを自由に行き来する旅に導かれることになる.
建築を設計するためにひとつの線を引くことによって生じる「新たな何か」を中山氏は見逃さない.その「何か」に思いを馳せることの魅力を,スケール(縮尺)という道具を使いながらひとつひとつ丹念に読み解いていく.
そうした姿勢が,25冊目となる現代建築家コンセプト・シリーズの規定の判型の中に,豊かな奥行を生じさせている. (kn)


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