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坂道(詩9)


昇っている時は何気ないことでも
誰かがそばにいて 好きなことを思う存分したい
浮かれすぎていることなんて気づかないで
ただ前に前に昇って昇って 幸せになって
自分自身のことにも 解らずに

坂道は明日と同じ
今でも昇りながら見ているこの坂道を
ただひたすらに ただ自分のためになるよう
幸せを願って昇る 戸惑いながら

下っている時は 少しのつまづきも
全てが悪くなって 好きなこともできなくなって
あの時に気が付いていればいいと思った日もあるけど
まだある これからに周りを見て 自分を見て昇り

坂道は昨日と同じ
この坂道は二つに続いて別れている
また昇って浮かれて何も見えずに進むのか
下って真実を見るのか 迷いながら

坂道は明日と同じ
今でも昇りながら見ているこの坂道を
ただひたすらに ただ自分のためになるよう
幸せを背負って昇る 駆け抜けながら

坂道は日々(いま)そのものだから

夢はルポライターなどです。(/・ω・)/「声なき声を」届けることや草の根活動を頑張っている人や世に出せるように、そのために使えたらなと思います。