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「人はみんなたくさんの人格を持っている」これをエネルギーの観点から学ぼう

「あなたの今のエネルギーは良い状態ですか?」

こう聞かれたらどう答えるでしょうか?

自分のエネルギー状態を良い状態に保つことは
ものすごく大切なことです。

エネルギー状態が良くなれば、
幸せを感じやすくなり、健康的で、ハイパフォーマンスを出せますから。

それを知っている方は数多くいるかと思います。

ですが、実際に
エネルギーを良い状態に保とうとしている人は
意外と少ないのではないか。

そんな印象を受けます。

エネルギーマネジメントの話をすると喜ばれることが多いのは、
それほどエネルギーを良い状態に保とうと意識することが
なかなかないからだと思いますから。

なので、これから
エネルギーマネジメントについてもちょこちょこ記事にし、
エネルギーマネジメントをしっかりできる人を
増やしていきたいなと思います。

エネルギーは幅広い概念であり、
多くのことをエネルギーで説明できるので、
エネルギーを共通言語にできると、会話が弾むんですよね。

だから、
「エネルギーという概念で話ができる人を増やしたい」
という想いもあります。


で、今回は何の話をするのかというと、
「人はみんなたくさんの人格を持っている」
というお話です。

まぁ、タイトルにも書いていましたね。

僕たちはみんな、
固定された人格を持っているわけではありません。

人は色んな人格を持っているからこそ、
「自分はこういう人だ!」
と、自分自身を固定することはできないんです。

状況や役割といった関係性によっても
自分がどういう人かは変わってきますからね。


それでも、
「いやいや、自分はこういう人だし!」
と思われるかもしれません。

ですが、少し想像してみてください。

エネルギーが満ち溢れているときは視野が広く、
心に余裕があって、大抵のことは許せるし、
「何から手を付けようか?」と色んなことができそうな気になりませんか?

逆にエネルギーがない時は視野が狭く、
心に余裕がなくて、すぐに怒ってしまったり、
「もう何もしたくない」と思ったりしませんか?

朝はゆっくり寝たからエネルギーに満ちあふれているけれど、
夜はやるべきことをたくさんやったため、ぐったり、
なんて方もいるかと思います。


もし「自分は誠実な人間だ」と思っていても、
エネルギーが下がってしまったら、
誠実さが薄れてしまうことでしょう。

心に余裕がなくなり、
感情的になりやすくなるのですから。


このように、人はエネルギー状態によって
まるで人格が変わったかのような違いが出てしまうんです。

そして、エネルギーが低くなってしまうと、
「この人とはあまり関わりたくないな」
と思われてしまいやすくなります。

心に余裕がなくて、すぐに怒るような人の近くにいたいとは、
あまり思いませんよね?


エネルギーが低いと、
色んな問題が起きます。

なぜなら、
IQ(知能指数)、EQ(感情的知能指数)、SQ(社会的知能指数)
これら全てが下がってしまうからです。

エネルギーが低い時は
IQが下がってアイデアを出そうとしても、良いアイデアは出にくく、
EQが下がって感情的になりやすくなり、
SQが下がってコミュニケーションを避けたり、共感力が下がります。

そのため、エネルギーが低い時に行動したことで
「あの時何もしなければよかった!」
という後悔が生まれることも出てきます。

「勢いで告白してしまった」というのはよくある話ですが、
その状態というのは感情的になりすぎて、
エネルギーが漏れ出てしまっているので、
エネルギーが低い状態なんです。

だから、後々
「なんで勢いで告白してしまったんだろう…」
と反省してしまうことになってしまいます。


大事なことはエネルギーが高いときにやり、
エネルギーが下がっていると思ったらゆっくり休むこと。

それがエネルギーマネジメントの基本となります。

そして、
できるかぎりエネルギーが高い状態を保ち、
エネルギーのベースラインを上げていくこと
が大切になってきます。

エネルギーのベースラインを上げていくことができれば、
エネルギーが下がったとしても、
感情的になりづらくなりますから。


これらの話を踏まえてお聞きしたのですが、
素晴らしい家族というのは、どういう人達だと思いますか?

僕は、
「"エネルギーが低い状態であっても"お互いに支え合える家族」
だと思うんですよ。

この"エネルギーが低い状態であっても"というのが、
ものすごく大事なことです。

一般的に良い家族というのは、
「仲が良い家族」ではないでしょうか?

地域で噂になるほど
仲が良い家族がいたとします。

ですが、もしその家族が
「常にエネルギーが高い状態でいたから」
仲が良いとしたら?

エネルギーが高い状態であれば、
視野が広く、人に優しくすることに何の抵抗もありません。

心に余裕があるのですから。


ですが、
エネルギーが低い状態になったらどうでしょうか?

途端に視野が狭くなり、
人に優しくできるほどの心の余裕がなくなったりします。

だから、
「仲が良かったのはあくまでもこれまでエネルギー状態が高かっただけで、
エネルギー状態が下がったら喧嘩に発展した」
ということがありえるわけです。

しかも、その結末の多くは
「そんな人だとは思わなかった!」
といった話になり、そこから離婚が始まり、
家族が崩壊した、なんていう悲しい結末になってしまうことがあります。

これまで仲が良かったからこそ、
お互いがエネルギーが低い状態を経験しておらず、
一度喧嘩してしまうと、
元に戻らないくらいの大きな亀裂が入ってしまいます。

そのため、関係を修復するのが
不可能なレベルになってしまうのです。


そういう意味では、
意外とよく喧嘩をしている夫婦の方が、
すぐに関係を修復できたりします。

喧嘩することでお互いの価値観や心の内を理解できて、
エネルギーが下がったらどうなるかも知っているため、
関係性の亀裂がそこまで入らず、修復するのが簡単だからです。

もちろん、必ずしもそうはならず、
一つの例としては興味深い話ではないかと思います。

「"エネルギーが低い状態であっても"お互いに支え合える家族」
というのは言い方を変えると、
「"エネルギーが低い状態であっても"相手を理解しようとする家族」
とも言えるのではないでしょうか?


今回は家族の例で書きましたが、
恋人同士から一度も同棲せずに結婚し、
そこから同棲を始めると、
お互いが見えなかった部分がそこで初めて見えて、
すぐに離婚してしまった、という例がものすごく多いです。

恋人と会うときは幸せだし、一定の距離があったからこそ
いつも高いエネルギー状態でいられたものの、
結婚してからは一緒にいるのが当たり前になって幸せを感じづらくなり、
エネルギーが低い状態も見せることになってしまいます。

その結果、感情的になってしまい、
「そんな人だとは思わなかった!」とか、
「結婚してから変わった!」とかいう話になります。

ですが、結婚してから変わったのではなく、
元々エネルギーが低い状態の時は
そういう人だった可能性の方が高いのです。

だから、
「結婚するのであれば、いきなり結婚するのではなく、
一度は同棲したほうがいいよ」
ということをよく伝えます。

相手に限らず、自分も
「エネルギーが低い状態になったら相手に対してどう思うのか」

それを確認するためにも、
結婚する前に一度一緒に住んでおくと
相手を深く理解することができ、結婚してからも困りませんから。


正直、家族の問題というのは
仕事以上に難しい問題です。

ですが、それでも
エネルギーという概念だけで解決できるとは言えません。

ですが、
エネルギーという概念で見ていくことで
紐解いていけることもあります。

家族が感情的になっていても、
「今はエネルギー状態が下がっているんだな。
なら、エネルギーを高めてあげないと」
と思うだけでも、少し冷静になれると思いませんか?

そうやって、
エネルギーの概念を上手に使うことができれば、
人間関係が良くなり、健康的で幸せを感じやすく、
ハイパフォーマンスで仕事ができます。

それができれば、
今よりも豊かな人生を歩めそうだと思いませんか?

なので、もしこれまで
エネルギーについてあまり考えてこなかったのであれば、
ぜひ、エネルギーという概念の素晴らしさを知っていってください。

僕もこれからエネルギーに関する記事を
色々と書いていきますし、
他の方でもエネルギーについて書いている記事をよく見るので、
ぜひそれらを参考にしてみてください。

きっと人生がより良く変わるはずですから。

僕は基本的に人それぞれだと思っているので、
あまり断言はしませんが、

「エネルギーについての理解を深め、
きちんとエネルギーを管理することができれば、
人生は確実に良くなる」

と断言します。

エネルギーについての理解を深め、
エネルギーマネジメントを習慣化し、
より良い未来を手に入れちゃいましょう!


まとめ

  • エネルギー状態を良い状態に保つことは重要であり、幸せや健康、パフォーマンスに影響を与える

  • 人は様々なエネルギー状態によって、多様な人格を持っている

  • 家族やパートナーシップにおいても、エネルギーの状態が重要であり、お互いを理解し合うことが大切

  • エネルギーマネジメントによって、人間関係が向上し、健康的で幸福な生活を送れる可能性がある


それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!


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