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\ピリリと辛いがくせになる!:後編/

「私が野菜ソムリエになるずっと前の話。いつも種を買いに来てくれる常連さんでとても料理が上手なおばちゃんがいたの」
そう、口を開いた広子さん。

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「おばちゃんが作る料理は全部上手なんだけど、1つだけ名前はわからないけどすごく美味しいものがあったの。それがね『ピーマン味噌』。レシピを聞けないまま、そのおばちゃんは突然亡くなってしまって。その時に、『こういう手作りの郷土の味をつないでいきたいな』って思ったんです」

最後まで何でできているかわからないまま月日はすぎ、思い出の味との再会の瞬間は突然やってきました。

「ある日友人が『ピーマン味噌って知ってる?』って言って持ってきてくれたんです。それをひと口食べたときにびっくりしました。『これ知ってる!おばちゃんが持ってきてくれたのはピーマン味噌だったんだ!』って」

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約15年ぶりに食べたおばちゃんの思い出の味。特別な調味料は一切使わない、ピーマンと南蛮、米麹、ザラメ、醤油をお鍋に入れて煮込んだとてもシンプルなレシピです。広子さんは現在、岩手の郷土の味を後世につないでいくために全国に発信しています。

地域一帯で昔から作られていたピーマン味噌。当時の作り手の方の高齢化もあり、ピーマン味噌を作る人が少なくなってきました。おばあちゃんが作ってくれた味を懐かしんで購入するお客さん、遠く離れた家族に送るお客さんが後を絶たないそうです。

「この味は地域のもの。私は、瓶にラベルを付けるなど、付加価値を付けて販売しているだけです。ピーマン味噌を作っている人の輪が広がっていき、価値がどんどん伸びていけばいいなと思っています」

最初は調味料のつもりで作ったそうですが、一番はお米の上に乗せて食べるのがオススメ。その他にも、焼いたナスに乗っけて食べたり、なんにでも合う万能調味料になっています。広子さんのInstagramでは、ピーマン味噌を使ったレシピがたくさん載っているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

大宮駅では、一関産のお米も一緒に販売予定です。ピーマン味噌とお米を一緒に購入して、一関市民のふるさとの味を味わってみませんか?

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〇街なか産直新鮮館おおまち
岩手県一関市大町4-29
営業時間:8時30分~18時00分
定休日:1月1日
★一ノ関駅より徒歩5分
▼新鮮館おおまち オンラインショップ
https://ikiikishinsenkan.ocnk.net/
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