見出し画像

【○○力が能力アップのヒントになる】

様々な能力を上げるために何が必要か。それは観察力である。


何かを始める時に自分よりも優れた人を真似をするためには観察力が必要になってくる。また、優れたアイデアを見つけるためにも観察力が必要だ。


観察力は様々な能力を上げるために必要なドミノの一枚岩である。


このnoteだってそう。日々の日常からネタを探すために良い観察が必要だ。観察する力があるだけでどんどんネタが浮かび上がってくる。他の人からしたら何も感じないモノでも感じることができる。


【良い観察とは】

画像1

観察力とはいっても、そもそもいい観察とは何だろうか。


良い観察とは、ある主体が、物事に対して仮説を持ちながら、客観的に物事を観て、仮説とその物事の状態のずれに気付き、仮説の更新を促す。


つまり、観察するためには仮説が必要だ。仮説を持っているからこそ、立証することができる。同じ景色を見て、何かを感じる人と何も感じない人の差は仮説を持っているかいないかの違いである。



【観察を邪魔するメガネ】

画像2

私たちには、取り外しをすることができないメガネが3つある。このメガネたちが観察の邪魔をしてしまう。

・認知バイアス(脳)
・身体と感情(感覚器官)
・コンテクスト(時間軸)


認知バイアスは既存の認知によって、思考を停止してしまう。そういうものだと勝手に判断してしまい、観察を止めてしまうのだ。

身体と感情は同じものを見ていても、自分自身の健康状態や感情によって見え方が変わってくるというものである。

コンテクストは対象のものだけを観察しても、時間軸によってとらえ方が変わってしまうため、観察を誤る。


これらのメガネは外したくても外せない。こういったものがあるのだと認知することでより良い観察をすることができる。


【感情への対処法】

画像3

私たちは感情の生き物だ。感情に良いも悪いもない。しかし、感情というものが私たちの観察を一番阻害してしまう。なぜなら、感情は自分の努力次第で変えることが難しいからだ。


感情というものは選ばされているものではなく、自ら選んでいる者なのにコントロールするのが簡単ではない。


感情を無理にコントロールするのではなく、いったん自分で理解することから始める。感情にどんな特徴があるのかを理解するだけでより良い観察をすることができる。少しだけ、なぜそのような感情が出てくるのかを説明する。

怒り:自分の大切なものへの攻撃に注意が向く
不安:わからないものに対しての注意が向く
恐怖:手に負えないものに注意が向く
悲しみ:無いことに注意が向く
喜び:獲得したことに注意が向く
安らぎ:満たされていることに注意が向く


これらを理解するだけでも、感情を受け入れやすくなり、良い観察をすることができるだろう。

【おわりに】

観察力を鍛えるためには日々の努力が必要だ。簡単に手に入るものではない。しかし、誰でも手に入れることができるものでもある。


良い観察ができるようになりたい人はぜひこの一冊を手に取ってもらいたい。


本日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

【今日の格言】

悲観主義者はあらゆる機会の中に問題を見出す。
楽観主義者はあらゆる問題の中に機会を見出す。

今日の記事に価値があると思ったら、サポートしていただけると嬉しいです! いただいたサポートでサポート以上の価値を返します!