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自戒

「できる人間のつもり」のような、驕った考えを消し去り、「わかったような」振る舞い(言動や態度)を自分から一掃することだ。すべからく謙虚になることだ。

本を読んで、ふーんそうなんだな、ふーーんそういうもんなんだなと理解したかもしれないが、現実は本当に厳しい。

人様は体よく、その場では褒めたり良いように言ったり、取り繕うように言ったりするものだ。無責任だがそれらは、自分の思いもよらないような、その人達ならではの都合の良い考えのもとに出現した言葉や態度であったりもするのだ。

どんな状況の中でも、自分のあり方、やりようを通せるよう、自分に知と考えと行動力、持続的忍耐力を養う必要がある。かといって、一人で生きている訳でもないので、表立っては皆と同じように、だが、自分の将来のために、人と同じではない積み重ねが必要だ。

そして、共に生きる人を決める前に、見極めよ、と言っておきたい。カッコや体裁だけでなく、タイヘンな人生、その「生きる力」を持った人間か?を!自分に何かあった時、相手に何かあった時、にも共に生きていけるか?を。

単にご飯食べて寝てっていう生きるではなくて、「日々をちゃんと生きる」ことについて、だ。

考えをもった中身のある人間かどうか、温かく周囲に与える「気概」を持った人間かどうか、誤った考えを持っていないかどうか、自分に厳しく人に優しいか?謙虚で素直な心根をもっているか、生き抜く力、エネルギーを持っているか、耐える力があるか、人の助けになれる人か(自分のことも当然責任持ってやれる人間か)、持っている知と学びを使える、または使って生きているか?考えが、物事の捉え方が幼稚でないか、"家族"という単位で物事を考えられるか、己だけでなく(パートナー、子ども、親)様々に思いを馳せられるか。

頼りにならぬ人間を頼りにせねばならぬ時、より一層自分が頼りだというのに、その自分が頼りにならないのではどうこうなるもんでなし。だから、自分に厳しく鍛錬せねばならぬ。

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