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人格否定をする人の心理と特徴

こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

いきなりですが、これを読んでいるあなたは

「なんでこんなことを言われないといけないの?」

と思ったご経験はございませんか?

「その程度の残業で疲れたって言うのかよ、根性ないな」
「またミスしたのかよ、頭おかしいんじゃないか?」
「ちょっとは少ない頭で必死で考えてくれ」
「どうしようもないやつだな」
「生きてる価値ないなお前」
「使えないやつだ」

このような言葉はいわゆる「人格否定」の言葉です。

言っちゃダメだ、ダメなんだよって分かっているのに平気でこのような言葉を使っている人がたくさんいます。きっと誰しもが1度は言われたことがあるだろうし、もしかしたら無意識のうちに誰かにこのような言葉を投げかけているのかもしれません。

人格否定はコミュニケーションの中においても【最悪】と言っても良い言葉の暴力だと思っています。人に対して意見を言うこと、自分の考えを伝えることと人格否定は全く違います。無意識ほど怖いものはありません。

なので、相手を傷つけないようにするためにも、自分を守るためにも人格否定について知っておいた方が良いのではないでしょうか?ということで今回のテーマは【人格否定】です。特に伝えたいのが「人格否定をする人の心理と特徴について」です。

○人格否定とは?

人格否定とは、人間性や性格、本質的な性質を否定することです。上にあげたような言葉がそれにあたるものですが、「頭が悪い」「育ちが悪い」なども相手の捉え方次第で人格否定になる場合もあります。

人格否定かどうかの判断は、受け取り手が「人格を否定されたかどうか」と感じるかどうかになります。だから、人格否定をするつもりはなかったとしても、人格否定の加害者になることはありえるし、人を傷つけるような言葉は、言われた方が大きく捉えがちなのです。

他人と比較するのも人格否定になり得ます。

「あなたも○○さんのようにテキパキ仕事ができればいいのに」

このような言葉も、他人と比べていることで間接的に人格否定をしていると感じてしまう可能性があります。

まずは、人格否定というものはこちらがその意図がなく無意識に放った言葉であったとしても相手の受け取り方次第では人格否定になり得るのだということを知っていてほしいです。

・学歴などのステータス(外的要素)を見下すような発言
・両親を蔑むような発言
・性格を否定する発言
・知らないのにプライベートをダメ出しする発言(恋愛など)
・容姿を否定する発言
・仕事のスキルを否定するような発言

などなど。このような発言は人格否定になる可能性があります。

○人格否定をする人の心理・特徴

●嗜虐心(しぎゃくしん)が強い
嗜虐心とは、何かを痛めつけたり、損ない虐げることを好む人間の心理のことです。

通常は不快な感情が芽生えたとしても、人格までは否定しようと思いません。自制心が働き「そんなことを言ってはいけない」と思うからです。

でも、人格否定をする人はこのような心理を抱くことはありません。なぜか?人が痛めつけられていたり、可哀想な目に合うことを好んでいるからです。傷ついている人を見ても反省することはないし、そういう様子を見れば見るほど「いい気味」とか思ってしまうでしょう。「快感だ」という人もいるかもしれません。

嗜虐心はエスカレートする傾向があるので、人格否定を繰り返すうちにより過激な発言によって相手を精神的に強くいたぶる可能性があります。人格否定は相手の存在そのものを抽象的に攻撃するために使いやすいのです。

●劣等意識が強い
自分の心に余裕があれば、そう易々と他人を攻撃したりはしません。例えば仕事において部下が些細なミスをしました、それに対して上司が勢い余って人格を否定するようなことを口走ってしまうようなことは多々あると思いますが、これは上司の余裕のなさが現れています。気持ちに余裕がないと感情的になりやすいし、態度にも現れやすくなります。

なぜ心に余裕がなくなってしまうのでしょうか?

色々理由は考えられますが、劣等感・劣等意識を持っているからというのがあります。自分に自信がなくて、自分が他人より劣っていることを認識しているから、相手の人格を否定することで少しでも心理的に優位に立とうとするわけです。

上での例であげた上司が部下を否定するというのも、上司は自分の列島意識から逃れたくて自分よりも立場の低い相手を責めてしまっている可能性があります。

●フラストレーションが溜まっている
フラストレーションとは、簡単に言ってしまうのであれば「欲求不満」のことです。欲求が何らかの障害によって阻止され、満足されない状態にあること。また、その結果生じる不快な緊張や不安、不満のことです。

人格否定をする人はストレスよりフラストレーションが溜まっているケースが多いとされています。フラストレーションは溜まると爆発する傾向があり、溜まりに溜まって爆発してしまったが故に相手に対して人格否定をしてしまう、相手を深く傷つける発言をしてしまうとも言われています。

本当は分かっている人もいるんです。フラストレーションが溜まり人格否定をしたからといって、それで処理できるじゃないってことを。それでも自分の中で処理することができず、目の前にいる相手の人格否定をせずにはいられなくなってしまう。相当のストレス下にいることが想像できます。ストレス過多であるというのも少なからず影響があるでしょう。

●自分こそが「正しいんだ」と思い込んでいる
いわゆる自らの「正義」の名の下に行動していると思っているタイプです。人格が優れている人は、たとえ自分の意見が他人とは異なっていたとしても、他人を否定することは少ないです。「あーね、そういう考え方もあるんだ」くらいに思い納得します。

ただし、人格否定をする人は躊躇なく他人を否定します。悪気はないんです。これが厄介なのですが、人格を否定するほど酷いことを言ってしまったとしても、自分が酷いことをしているんだという自覚がないのです。なぜか?「自分こそが正しい」と思っているからなのです。自分の正しい意見と異なるものは許さんとも思ってしまっているのです。

「あの人は正しくないことを考えている、教えてあげないんだ」と思って熱くなるから、酷い言葉を口にして相手を否定します。「こう言えばきっとあの人は自分の間違いに気づいてくれるはずだ」とも思うんです。

こんなことをしても、嫌われるだけなのに。

でも本人は微塵たりともそんなことは考えないでしょう。なぜ?自分は正しいことをしていると思っているからなのです。


といったところですが、いかがでしょうか。

人格否定をするような人は、自分に自信がなく、余裕がなく、嫉妬しやすく、フラストレーションが溜まった状態であることが予想できます。本当はこんなことをするべきではないのにしてしまうということは、このような人の心・精神状態が未熟な証拠です。その未熟さゆえに抱えている不満を、人格否定をして他人にぶつけて解消しようとしているのです。

このような人には何かしらの問題があるし、そういうのは良くないと伝えても分かってくれないことのが圧倒的に多いでしょう。

距離を置いたり、正論で冷静に対抗したり、こちらが圧倒的な実力・実績・力を備えて対抗すれば何も言えなくなるし聞く必要もなくなるのではないでしょうか。


今回は以上です。
ここまで読んで頂きありがとうございます。

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