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ちょっとした話

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4コマ漫画、ナンセンス漫画、漫画を描いたら置いています。 イラスト付きで思ったことなども更新。 暇になったとき、ちょっと読めるものだといいな。
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猫から学ぶ死ぬということ

猫から学ぶ死ぬということ

猫のいる幸せについて語ろう。
そういう時はタイトルに「死ぬ」ことなんて普通はいれないもんである。
だが、猫は私たちより先に亡くなる。
寿命が先に来る。
飼えば死を見届けることになる。

だから死を語らずに猫のいる暮らしなんて書けないし、死を意識せずに得る幸せなど、ほとんど無いかもしれない。

そんな私は3匹の猫を飼ったことがある。

3匹の猫たち

1匹は今かろうじて生きてくれてるが、そろそろ寿命

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Adobeさんからノートを頂いた紙好きな私

Adobeさんからノートを頂いた紙好きな私

Adobe frescoというお絵描きアプリがある。
iPadで絵画を描けるという謳い文句と共に登場した、筆使いの再現性のが高いツールである。

私がiPadを買ったのは2020年の春頃。
はじめはIllustratorというアプリの簡易版を使って絵を描いていた。
他の漫画制作ソフトなども使ってみたが使い慣れないまま体験版が終了したりして、デジタル絵を描く環境作りは簡単にいかなかった。

ほどなく

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スクラップブックが蘇った話

スクラップブックが蘇った話

私は文房具が好きである。
そして福袋を買うのも好きである。
結果、ある年の文具福袋の中にスクラップブックが入っていたことがある。

私はスクラップブックをすでに一冊所有しており、その更新は2009年あたりで止まっていて、未だに使いきれていない。
新しく入手したスクラップブックは新品のまま、棚の置物と化したのだった。

それから数年経過して、やっと役割を見つけた。

私は付箋を使って、あるアイディア

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手帳について語りたい

手帳について語りたい

2003年 猫写真付きの日めくりカレンダーを買った。
裏面に日記が書けるようになっていて、当時漫画を描いていた私は、そこに作業の進捗具合を記していた。
「ダメだった」「~ページまでしかできなかった」「こんなスピードじゃプロになれない」というダメ出しオンリーの記録で、今となってみれば、頑張っていたなあと思うし、同時に頑張れなかったなあとも思う。
なんにしても毎日続けて記録を付けるということをしたのは

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ボローニャ国際絵本原画展のチラシを見て

ボローニャ国際絵本原画展のチラシを見て

絵本の原画展が毎年開催されています。
ご存知ない人のほうが多いと思います。
私も絵本を描くようになってから知りました。
世界中の絵本を集めた絵本市場がイタリアにあるらしいのです。
そこでは毎年コンクールも開いていて、受賞した作家さんの作品は世界を巡って展示されます。日本でも開催されています。

私は何度か見たことがある程度ですが、世界の絵本事情やトレンドを知ることができます。
先日そのチラシを見つ

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