【45.キャリアと人生資本の考え方】
みなさんこんにちは!宮本です。
段々と初夏の暑さを感じる時期になってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今日は、キャリアと、みんなの関心事である人生の資本について、
自分なりの考えをアウトプットしてみます。
❶ まず資本とは何か。
お金、人間関係、地位、実績、経験、スキル、知識、などがある思います。
キャリアにおいても、選択の基準として挙がってくるものではないでしょうか。具体的には、
給与
働き方(稼働日、稼働時間、稼働場所)
付き合う人(お客さん、上司含む同僚、取引先)
社会的地位(社格、ネームバリュー)
仕事内容(得られる実績、経験、スキル、知識)
このあたりでしょうか。
そして、資本は3つに分類できると言われています。
金融資本・・・現金、不動産、株式、債券、その他金融商品
社会資本・・・人との繋がり
人的資本・・・自分自身の能力や価値
もう少しかみ砕いてみましょう。
❷ 資本のかみ砕き
給与から仕事内容を上記3つで分類すると、
金融資本:給与
社会資本:付き合う人
人的資本:社会的地位、仕事内容
になると思います。
残りの働き方については、プライベートで上記3つの資本を得られる余地がどれくらいあるか、を判断する材料だと思っています。
例えば、稼働日が暦通りであれば、
年末年始に家族とゆっくり過ごしたり、授業参観に行けます。
稼働時間が少なければ、
業務時間外で副業をしたり、人に会いに行ったり、勉強や趣味に使えます。
稼働場所が海外であれば、
海外の人脈や経験を得られますし、
リモートワークであれば、色々な場所や人に出会えます。
要は、自分の人生(そもそもの生き方、キャリア、プライベート)の選択において、観点としては3つの資本をどういうレベル、バランスにしたいか、でキャリア選択も決まってくると思っています。
❸ どうキャリアを選んでいくか。
例えば、
とにかく色んな人に会いたいし、その上で稼ぎたい!と思うなら、
成果報酬型や給与の高い営業もアリだと思いますし、
とにかく自分を高めたい!ということであれば、
難易度が高いと言われているIBD、ファンド、コンサルティング業界などに入ることもアリだと思います。
ただし、一つだけ間違えてはいけないのが、親がお金を持っていない限り、いきなり金融資産は得られないということです。
FXや株式も、芸能で一発当てたりもありますが、結局のところ良い人と巡り会ってお金に恵まれたケースや、自分自身の知識やスキルを高めた上での金銭的成功なのです。
まずは、どんな社会資本・人的資本をどこまで伸ばしたいか。
その先に金融資本はどこまで欲しいのか。を決める必要があります。
決める時は抽象度が高かったり、えいや!でいいと思います。
アンテナを張っていると、自然とロールモデルや参考になる数値が出てきます。
僕も最初は、
人間関係は年を取るごとに狭くなるか、広くなるかだったら広くなる人生が良いと思い、何かお誘いを受けたら基本的に出向くスタイルにしています。
人的資本も、ずっと成長し続けていたいと思ったので、何かチャンスがあれば勉強してみたり、仕事が緩やかで停滞しそうな時は積極的にジョブチェンジしてきました。買った本を読まないこともありますが、買わないと絶対に読まないので、おすすめされて良い!と思ったらその場で購入します。
もちろん、動くことにも動かないことにもメリデメがあります。
ただ、大まかな求める生き方の方向性が決まっていれば、後悔することはありません。
❹ 後悔しない&失敗しない進み方
後悔しない方法がいくつかあるのでシェアしておきます。
長期で見ること
社会構造を見ること
知っている人に聞くこと
小さく動いてみること
この4つです。常に僕はこれをしています。
具体的にシェアします!
1.長期で見ること
一番分かりやすい例が転職なので、すべて転職を例に挙げて書いてみます。
1の例は、転職すると給与が少し下がるけど、長期的に見ればキャリア選択の幅が広がるし、長期的に見れば移った方がトータルの収入は増えるな、といった感じです。
目先の状況だけで捉えると、選択の幅は狭くなります。
2.社会構造を見ること
少し難しそうに聞こえるかもしれませんが、だれでも分かる流れを見るだけでも全然違うと思います。
例えば、今は確実にIT人材が不足していたり、SNSやデジタル活用に強くなった方が息が長い&ニーズが高いです。
また、日本においては慢性的な労働人口不足です。
かつ、どんどん業務委託や副業人材を許容する世の中になってきています。
アメリカでは既に3割以上の人が個人事業主として活動しているそうです。
(厚生労働省調査)
それなら、転職しても高確率で仕事は見つかるし、IT関係に移ることは長期的に市場価値が上がりやすいし、フリーランスや副業を始めても他の人が仕事を得られているなら必ず手段はあります。
事実、副業人材と発注側をマッチングするサイトは無数にありますし、仲介業者でさえ上場しているのが今の時代です。
それだけ、キャリアに流動性を求めている人が多いということでもあり、人材不足ということです。
3.知っている人に聞くこと
友人に知人を紹介してもらったり、転職エージェントに相談することは無料でできます。しかも、第三者的に話してくれる人が大半なので、とても有益な情報を得ることができます。
不安や恐怖は、たいていの場合、リスクではなく、未知であることに対する反応だと思うので、僕も少し知っていくだけで、かなり選択しやすくなりました。
4.小さく動いてみること
例えば転職サイトに登録して、自分にどんなオファーが来るのかを見てみたり、エージェントにESを出して転職余地のある業界や企業について意見をもらったり、実際に応募してみて書類通過具体を試してみたり。
実際に動かずとも、小さく試すことはできます。
例えば海外に行きたい!という人も多くいますが、月火に休暇を取って3泊4日で行きたい場所に行ってみるとか、がっつり1週間休んでも、今の社会であれば許容されると思います。(許容されない会社はそもそも微妙です。)
❺ 最後に
とにかく、長期で見て、社会構造を見て、知っている人に聞き、小さく動いてみれば、後悔もしないし、失敗もしないです。
僕の実体験から言えます。
ただし、小さな失敗はもちろんあるので、成功の種になる失敗はOKという認識も大事です。例えば、海外に行くための休みを取るのが急すぎて上司に怒られた、など。ただこれは取り返せるものなので、いきなり休職や留学してしまうよりは断然良いです。許容できる失敗だと思います。
かなり長くなってしまいましたが、キャリアの選択について「なぜそんなにスパスパ動けるのか」と聞かれることが多いので、僕の頭の中をアウトプットしてみました!
少しでも参考になり、少しでも多くの人の「本心から来る選択」の後押しになれば幸いです。
では今日はこの辺で!!!
(初めて3000文字近く書きました。笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?