それでもボクはしんじない
信仰が人を人たらしめるのか? 「信仰」 と聞けば、最近世間をにぎわすのはもっぱら、宗教2世であろうか。ヒトが、子供から大人へと「成長」する環境は、ある程度子供自身には選択できず、子供はその家庭のしきたりに従って「生かされている」。それはある意味で、生きる上での対価であり、自由だとか、人権だとか、平等などの概念が浮かび上がる前には、パターナリズムで父権的な世界観に、違和感を感じることは、少なくとも今より知覚しにくかったのだろうし、それを認識した上でもどうしようもなかったと考えら