コロナ禍、オリンピック、 グローバリズムやナショナリズム、小さな政府か大きな政府か？などで様々な意見が出ていますね。
オリンピックは僕は中止派ですね、当初のロゴや服装が批判された頃よりやらなくていいと思っていました。一部の人が儲ける為に推進していて、その為に多くの国民を犠牲にしようとしているので、あまりにもおかしいです。
中止の場合の賠償金についてもサンクコストに囚われず損切りしないと、より大きな損害に繋がる危険性が高いので中止が妥当です。賠償金については誘致した人達や開催派で負担して頂きたいですね。

ポリティカルコンパスとして大まかな政治姿勢は思想の自由軸と経済の自由軸があります。思想も経済も自由はリバタリアニズム、思想がいくらか不自由で経済は自由が保守や右派、思想が自由で経済がいくらか不自由がリベラルや社会主義や左派、思想も経済も自由が無いのが共産主義やナチス。政策それぞれに対して判断が違う事も多々あり、主張とやっている事が違う事も多々あります。
昨今はグローバリズムやナショナリズムについての選択も強いられるようになってきました。大体でグローバリズムは自由に分類され、ナショナリズムは国家主義に分類されますね。

【 グローバリズム 】
・利点
経済、物、人が流動的になりますので、自由に商売や買い物や交流をしたい人に向いています。地球上の様々な地域の問題を各国が協力して地球上の共同体として考え解決していこうという姿勢でもあります。
・欠点
現在の世界は資本主義が主流でありますので世界的な競争が激化して世界的に格差が大きくなる危険性が高いです。他国の貧困層を受け入れる事で経済や治安の悪化を招く危険性が高いです。

【 ナショナリズム 】
・利点
住み慣れた国、文化、慣習、常識やマナー、言語、食などを維持する事で平穏や安定が維持しやすくなります。
・欠点
国際競争を完全に避ける事は難しく、日本はアメリカみたいに自国で何でも賄える国ではないので外貨を稼ぐ必要性が高いです。個性が強い人にとっては同調圧力や全体主義傾向が嫌に思う事もあるでしょうし、ナショナリズムが行き過ぎると大日本帝国やナチスを生み出してしまいます。

【 自由経済 】
・利点
努力して頑張った分だけ結果が出やすいので頑張り甲斐があります。優秀な人が頑張る事で社会全体にも恩恵が広がります。
・欠点
競争が公平で無いと道徳的に悪い人ずるい人が結果を得られやすくなります。再分配が適切で無いと格差が大きくなり暴動や革命やテロが起きる危険性があります。

【 社会主義 】
・利点
生い立ちが悪い人でも、生まれつき障害がある人でも、事故で障害を負った人でも、能力があまり無い人でも、ある程度の暮らしが保障されてケアや支援を受けやすくなります。
・欠点
誰でもある程度の暮らしが出来る為に頑張る動機が得られ難く、結果的に国力が低下して社会全体が貧しくなる危険性が高いです。社会主義が行き過ぎてナショナリズムも合わさると自由が無くなり職業や結婚や子供の選択が出来ず全てを国が管理するようになります。

政治判断として自分はどうしたいか？どう生きたいか？、またそれを実施した場合に他の人や社会や世界との兼ね合いや将来性はどうか？
何かに偏った場合は反動が起きて自滅する事は歴史が物語っている、自分の生き方を保ちつつ他の人や社会や世界も考慮したバランス感覚による判断や選択はどうなるか？
そういった様々な事を考慮した上で信用信頼出来る議員はどのような人か？議員を受動的に何となくで選択するのか？能動的に信用信頼出来る議員を探しにいくのか？
当初は真摯な動機で政治家になった人でも、国民の多くが真摯でなく関心も低いとやる気が削がれていき、結果的に不正や汚職をしてしまう傾向があるように思えます。
政治に限らず様々な事を調べたり体験して、様々な事を想ったり考えたり、1つの事象に対しても様々な視点で観る事が肝要です。それを繰り返していく事で掛け替えのない奪われない財産となり人生が豊かになります。

旧ブログにて2021年05月25日に記載していたもの