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虐めの動機。親身の動機。変わり者。

虐めなどは変わっているからとか、誰かが望むものを持っているから嫉妬でとかでも起きるが、虐められた側が先に迷惑行為をしている場合もある。

僕が小学1~2年の頃に向かいの家の壁にサッカーボールを蹴り当ててよく遊んでいた、今でいう道路族にもなる。
その家のお爺さんがその音にビックリやら不快感があったようで、僕の両親へ遠回しにやんわりと「サッカーボールの音にビックリしている」と伝えた事があったようだ。ただ両親は深く気を留めず察さずに僕への注意はなかった。
遠回しにやんわりと伝えても結果的に僕が止めなかった事で、その家庭の子供で僕より4歳上で同じ小学校に通う男児から下校中に度々虐めを受けた。特にサッカーボールを下水道に落とされ泥だらけに汚されるという事が主軸であった。彼は彼なりにお爺ちゃん想いであったのだろう。
下校途中のアパートに住む20代くらいの女性が見かねて出てきて真っ白なタオルで泥だらけになったサッカーボールを拭いて頂いた想い出がある、今もご存命なら65歳くらいであろうか?お爺ちゃん想いの彼にもその女性は注意をしてくれたが、互いに歳を重ねるまでは度々あったと記憶している。僕が小学3~4年になって遊びが変わりサッカーボールを当てなくなった事や、彼が中学生になったりもした。
過程で僕の両親が虐めに対して苦情を言いにいったり、僕の姉が彼と同学年であったから度々苦情を言ってもくれていたようだ。この事実を知ったのは10~15年前くらいであったので、それまではその彼に対して虐められたという事実しか認識出来ておらず、後にたまたま僕の母から経緯を聞いて彼の背景や動機を推察しなるほどとも思ったし、先に迷惑を掛けていたのは僕の方だったなとも思った。
日本人は自分も他人も傷付けないように遠回しに間接的にコミュニケーションをする傾向もあるが、初めの時点でハッキリと伝えていたらこじれなかったのでは?とも思うし、すれ違いや誤解を生みやすいコミュニケーション方法だなと思う。

僕の変わった点について虐めや馬鹿にしてくる人は圧倒的に男性が多かった、もちろん女性でもいた。逆に良くしてくれたのは圧倒的に女性が多かった。単なる外見の容姿だけではなく、加齢で容姿が劣化してハゲてからでもあるから内面を観ての結果でもあると思う。
女性には変わった遺伝子を求める本能があるのだろうか?母性愛も働いていたのだろうか?単なる母性愛だけではそこまで親身にはならないはず?

変わっているという事は長短も禍福も幅が広くなるものだ。


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