スマートフォンをタップするよりも必要な力

今やスマートフォンは手放せない存在となりました。

自閉スペクトラム症とともに生きる自分も、いつも使用/利用しています。

• メール、LINEでのやり取り

• ゲーム

• YouTubeを見て勉強

noteの執筆もスマホで動画を流しながら行っています。

しかしながら、スマホを使いこなすよりも大事なITスキルがあります。

それがパソコンを扱う能力です。

スマートフォンでレポートを作ってきた下級生

すでに自分の年齢では
義務教育内でパソコンを扱う授業がありました。

そして大学に進学するとパソコンが必要不可欠になります。

主にレポートの作成です。

ただし、スマートフォンのアプリケーションで完結させようとしている人が
ちらほらいました。
特に自分よりも下の学年になると顕著になります。
２０代前半以下でしょうか。

Wordをインストールして、スマホでポチポチ…
そして「どうやって印刷するんですか？」

自分もデジタルネイティブ世代ではありますが、
若ければ若いほどスマホだけで生きてこれた方たちがいます。

確かに今ではスマホ1台で完結するような仕事が登場しました。

しかし感じるのです。

『スマホよりもパソコンで作成したほうがいいのにな…』

スマートフォン　＜　パソコンな理由

パソコンのほうがスマートフォンよりも良い作業は以下の通りです。

• Wordでの文書作成

• Excelでの表作成

• Powerpointでのスライド作成　など

共通して言えるのは『画面が小さい』です。

スマホとパソコン（デスクトップ・ノート双方）では
圧倒的に画面の大きさが違います。
それだけ作業に使用できる広さが異なります。

加えて、『操作のしにくさ』があります。

• 別のところを触ってしまって元に戻せなかった…

• 間違ってアプリケーションを閉じてしまって数時間の努力が水の泡…

いずれも『画面が小さい』ことがきっかけで起こってしまいます。

パソコンであれば慣れればそのようなことは綺麗サッパリなくなります。

さらに『通知が来るから嫌になる』があります。

スマホにLINEなどの通知が来る方がほとんどと思います。
ゲームをプレイしている際に通知が来たらイライラしてしまうでしょう。

当然、通知を遮断すれば集中することは可能ですが
1つ目に挙げた画面の小ささのせいで視力の悪化は避けられません。

誰もがパソコンを仕事道具にしてほしい

以前どこかで
「スマートフォン1台で仕事が完結する」というものを見ました。

それでも。

健常者であっても、障害者であっても、
スマートフォンよりもパソコンを使えるほうが仕事の効率が変わる、と
感じています。

障害者であれば集中力・同じことの繰り返しがあれば
あっという間にパソコンにハマってしまうと思います。

最初は安いパソコンで構いません。
初心者に10万円以上は間違いなく高いです。
5万円でも高いかもしれません。

そこから慣れてきたら、買い替えの時期がやってきたのなら
その時点ですでに
『パソコンはいい道具だなぁ…』と感じているでしょう。

自分もスマートフォンともうまく共存していきたい所存です。