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頑張らない、を頑張る。

気がつかないうちに頑張ってしまっている…

発達障害とともに過ごしていると
こういう事が多くあります。

過集中ー
避けようにも避けられない特性の一つです。

  • 無心になって作業してたら終了時間になっていた

  • 休憩時間になっても作業し続ける

上記の2つは実際に
自分が就労移行支援を利用していて実際に起きたことです。

そこから疲労が蓄積されていって…
なんてことはかなりの頻度で起きています。




意識していても…

疲労して動けなくなる前に、
どういう行動を取るべきか。

「頑張らなければいいな。」

常に頭に入れている、つもりです。

ただし、頭に入れているだけ、ともいえます。
そのように意識していても頑張ってしまうー
発達障害が生まれつきの特性、と言われている理由がこれです。

いや、世間一般であっても難しいのかもしれません。




どういう風に頑張らないか

では、どのようにしてそれを防ぐのか。

「疲れる手前で休めばいいんだ」

言われてみればたしかにそうです。

休息を取ることができれば疲れることはあるものの
極度の疲労は回避することができます。


しかしながら、
そう考えていても頑張ってしまうのです。

「いや、どこまで作業してるの!?休憩しよう。」という温度感です。

例えばですが、
制限時間が過ぎているにも関わらず、キリが悪いため作業を続ける。

他の利用者の方も
なにより自分がやってしまっているのです。

『意識しているだけでは極度の疲労は回避できない』

こういう結論なら、次に取れる対策はー




自分なりの「頑張らない」対策

「疲労を数字で表してみたら?」
「10を最大として、今どれくらい疲れてる?」

就労移行支援事業所の職員さんからこういう問いかけがありました。

数字で可視化することによって
自分を客観的に見よう
、という一種の練習です。

その問いかけ以後、作業日報の余白部分に
疲労度を書くようになりました。

  • 朝出勤したタイミング

  • 午前中の作業終了時

  • 午後の作業が終わった時(1日の作業が終わった時)

疲労度を書くようになったことで
自分を客観的に見ることが少しずつできるようになったと思います。

『午前中までに5まで疲れていることが多いな』
『1日を7−8の間で終われるといいかな』

こういう傾向が掴めたことも大きいと思います。



「疲れを正確に把握できる人なんていない」

確か先週の出来事です。
今年1の「身体の疲労」で更新がストップした翌日。
月に1回の通院で、主治医に疲労について質問してみました。


「自分が気づかないだけで疲労が溜まっているのかもしれない」
「それは自分が体と心の疲労を別々にしているからでしょうか?」

主治医は間をおいてこのように回答してくれました。

「そんなに気にしなくていいですよ」
「疲労を正しく正確に把握している人なんていませんから」

その言葉で気持ちが軽くなりました。

『そっか、多少の誤差はあってもいいんだ

安心したと同時に、
誤差があるくらいなら無理をするのは本当に禁物だ、そう感じました。


今日も無理しないように。(自戒も込めて)

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