ぞぞぞぞぞ「死後の世界について」

研究熱心な彼は研究に研究を重ねて論文を書いた

文化、風習、科学あらゆる側面から探求を重ねた

死後の世界があったとしたらという仮説も熱心に書いた

周囲からは馬鹿にされその本を手に取るものは誰もいなかった

彼の死後、背表紙に「本当だ」と赤い字で滲み出ていることをまだ誰も知らない