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日記と短歌「日がまた昇る」

先月と今月に、実際に経験したことです。元々は自分の心を少しでも穏やかにするため、自分自身のために書いた文章であり、対外的に発表する作品として書いたものではありません。

あまりにも辛いこと、苦しいことは表に出したくない。特に、大切な人に対してほど、救いようなく傷んでいる自分は、様々な意味で見せたくない。

しかし同時にそれは、大切に思う人にほど、どうか知って欲しい、分かって欲しいと、切実に願わずにいられないことです。

7月16日(日)

a.
辛い気持ちを紛らわしたくて録ってた映画が、男親に虐待されて育った女の子がとうとう自殺する話で、そのとても良い子が自分と重なって仕方がない。

僕自身も、どれほど良い子で、どれだけ生きたいとこうして毎日必死にがんばり続けても、結局ずっと孤独で、自分を肯定することができないまま、いつかは遂に押し潰されるように、不本意にああして死ぬ他ないんじゃないかと思えてしまい、堪らなく怖い。

気が変になりそうだったのでとにかく観るのはやめたけど、今でも不安と恐怖で震えてる。

当たり前に社会と関われて、世の中に居場所のあるみんなが、羨ましくて殺されそうなほどだ。

b.
正しい医療を施して貰えなかったために、すべてを奪われ、社会から不当に抹殺されたこと。 そして今現在もそのままであること。 親に魂を殺され、呪われ続けて来ただけでも、生きていられないには十分というのに。 自分には何一つ非などないのに。

c.
心の奥底からの叫びであるほど、一番届いて欲しい訴えほど、誰にも拾われることなく海の底に沈んでゆく。 いつの世も、本当の才能は理解されず、すばらしい人ほど寂しいのとどこか似ている。

7月15日(土)

生まれた時から人生があまりに酷すぎたから、笑うとか楽しむとか、程よく馬鹿なことをして人と打ち解けるとか、小さい頃からずっとできなくて、本当に辛かったな。

ずっと緊張が解けなくて、今はもう心だけじゃなくて体までもが壊れそうなほど痛い。

8月30日(木)

生まれた時から養育者に魂を殺され続けても、正しい医療が受けられなくてキャリアを人生をただ奪われても、誰も何も償ってくれない。

安眠できなくて、いつも必死に押さえつけている(そうしないと気が変になってしまうから)、結局この世で自分のような人間が生きることなんて不可能なんじゃないかという絶望と共に毎日が始まるのは本当にやめて欲しい

死にたいなんて、本当に望む訳がない。生きたいのに生きられない。世の中に、人に、社会に殺されるんだ

安らかな闇は消されて厭わしいほどに眩しい日がまた昇る

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