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映画と音楽と私と本と。

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好きな映画、 好きな音楽、 好きな本を、 ただ、好きなように書いてます。
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#53 あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい。〜自分を深掘りして見えてきたもの〜

#53 あなたが見たいと思う変革に、あなた自身がなりなさい。〜自分を深掘りして見えてきたもの〜

風が気持ち良い季節です。夏の日のような暑い日もありますが、夕方になると、風が爽やかに通り抜けていくのが、とっても心地よい日々です。

最近は、インプット期でした。内側で自分が何を感じているのか、よ〜く観察する時期です。

ありがたいことに、本を読む時間がたっぷりあったので、本をとにかく読みました。久しぶりに『モモ』(ミヒャエル・エンデ作)を読んで、大切なことを思い出したり、自分にとって心地いいって

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【本と、わたし】夢の守り人

【本と、わたし】夢の守り人

上橋菜穂子さんの、”守り人シリーズ”第3作目。小さい頃から、ファンタジーが大好きだった私にとって、上橋さんの作品は読む作品の全てが傑作だ。

初めて上橋さんの作品に出会ったのは、「鹿の王」が本屋大賞で本屋さんの棚にたくさん並べてあったときだった。

”守り人シリーズ”に出会ったのは、昨年のこと。シリーズ第1作目の「精霊の守り人」を読んで、あまりの面白さにハマってしまった。

上橋さんが描く物語は、

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【本と、わたし】チーズはどこへ消えた?

【本と、わたし】チーズはどこへ消えた?

大リーガーの大谷翔平選手が推薦していたことで、広告を見て気になっていたのが4年くらい前。

その本を、本屋で見つけ、手に取ったら、もう購入して読んでいた。

直感で、今読むべきだと感じだのだ。

その直感は正しかった。

マイケルが、かつてのクラスメート達にある話をする。

その話に出てくるのは、ネズミのスニフとスカーリー、小人のヘムとホー。

2匹と2人が、チーズを求めて迷路の中で行動する。その

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【本と、わたし】「手紙屋」

【本と、わたし】「手紙屋」

私がこの本と出会ったのは、つい最近の出来事で。

就職活動をしていた時からは7年後に、この本と出会ったのである。

主人公は就職活動中に自分の将来について悩んでいる学生。

そんな彼が”手紙屋”と出会う。

”手紙屋”との手紙のやりとりの中で、彼のなかに気づきがうまれ、「人生を生きるとは何か」を学んでいく。

”働く”ことの概念が変わり、”生きること”への希望が生まれる。

私にとって、「手紙屋」

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【映画と、わたし】「ステップ」

【映画と、わたし】「ステップ」

涙が止まりませんでした。

素敵な言葉たちも、ここに残そうと思ったのですが・・・。

それどころではなく、涙がどんどん溢れ出てきたので、今回は感情をブワ〜っと書いていきたいと思います。

山田孝之が主演の映画。シングルファザーと娘と、その周りにいる温かい人たちとの物語。

とにかく、”観てください”

の一言。

内容は、観ていただきたいので書きません。ただ、この映画を観た後に、すぐ畳の部屋にいる

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【映画と、わたし】「ブリット=マリーの幸せなひとりだち」

【映画と、わたし】「ブリット=マリーの幸せなひとりだち」

映画のコラムの書き始めは、どんな言葉がいいのだろう。

とにかく、この映画は、最後にほっこりできる。私の大好きな作品の一つになった。

63歳の専業主婦。夫と暮らして40年、家事は完璧。夫は、用意した食事を食べても”おいしい”の一言も自分からは言わない。それでも夫婦は変わらずに毎日を過ごしていた。そんなある日、夫が心臓発作で倒れ、病院へ行くと夫の浮気相手に会う。

ブリット=マリーは、指輪をそっと

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