空の下のマサコ

故郷である日本と、家庭生活を営むアイルランドと、夫の出身国シリア。それぞれの、異質な当たり前が入り乱れた、日々の情景に、あたたかく人を招きます。新潟県の離島、佐渡出身。

アイアム オレ様 お殿様

生きざま 言いざま 午前様

いいかげんにして だんな様

私の心からの言葉が、あなたの心に届いたことが、うれしいです。
2

空の高みに

ばたばたと翼を動かし
ぐるぐる戸惑い続けた一羽が
差しこむ一瞬の光のすき間に
静寂と飛び散る無数の羽を残し
広い空にとび出した

羽ばたく音も
鳴き声も
すべてを空は包み上げ
限りなき高みに憩う喜びを
その翼に与えられる

私の心からの言葉が、あなたの心に届いたことが、うれしいです。
3

ひとつぶ

落とさぬように

消えぬようにと

つままれる

思い出の中の

ひとつぶ

私の心からの言葉が、あなたの心に届いたことが、うれしいです。
6

ハロー ミスターケイブマン

小鳥は空を見るのが大好き
いつもいつも広い空
飛んでるような気持ちになる

草地を歩き 空を見る
木によじ登り 空を見る
岩に腰かけ 空を見る

小鳥は飛んだことがない
ちょっと折れた小さな羽は
広げたこともない

ある日
気になる丘の上に登ってみると、、
ほら穴があって、、
ちょっとのぞいてみたら、、
ケイブマンがいた!
「ハロー ミスターケイブマン!」

飛べない小鳥を手のひらにのせて
ケイブ

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私の心からの言葉が、あなたの心に届いたことが、うれしいです。
7

清らかな朝にて

朝一番のちょっとした仕事を終えて、まだ起きてもいない人が大勢いそうな、静かな住宅街を歩いていた時のこと。風が厳しいくらいに冷たくて、私は首をジャケットに埋もれさすようにしながら歩いていた。そんな寒さにも関わらず、朝日は驚くほど明るくてまぶしかった。冬の寒さに春の明るさが重なって、自然のすべてが新鮮なものに生まれ変わるかのようで、気持ちが良かった。
ダブリンは首都とは言っても、郊外のこの土地は緑がい

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私の心からの言葉が、あなたの心に届いたことが、うれしいです。
10

娘の激痛 (その6 最終回)

更なる検査を受けるつもりでいた5日目の昼、突然、その日のうちに手術をするという決定を知らされた。うれしかった。不安は全く感じなかった。激痛に苦しむことに比べたら、どんな手術のリスクも、何でもない事に思えた。

手術に関する説明がされ、親として承諾書にサインをした。こうした法的なものには、母親である私の承認が必要なのだ。待っていました!という感じだった。
子供を連れて医者に行くと、今までは、親である

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私の心からの言葉が、あなたの心に届いたことが、うれしいです。
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