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日々想うこと、いろいろ。

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色々とものを考えながら生きています。
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記事一覧

注意一秒、怪我一生

ギックリ首、というものになりました。 もう3年ほど、毎日自分で頭皮マッサージをしているのですが、いつものように両手で頭をモミモミしていたら、突然 「グキッ!!!」 首に激痛が走りました。 それから、首と背中の筋が痛くて痛くて。3週間ほど経ちましたが、良くなったり、また痛くなったりとスッキリしません。 いつもしている動作なのに、一体何が起きたのか。ほんとに謎です。 考えてみれば、アラフィフと呼ばれる年代になってから、日常の何でもない動作で身体を痛めやすくなったように

他人は私が思うほど私のことなど気にしていない

「私だけうまくしゃべれなくて、落ち込みました。」 精神障害を持つ女性のお茶会を定期的に開催していると、参加者さんからこのようなコメントを頻繁にいただきます。 そうおっしゃる方に限って、私からすると本当に楽しそうに「ごく自然に」おしゃべりされているので、 「えっ、どこが?」 とビックリしてしまいます。 実はかく言う私も、人に会うたびに 「なんて私はおしゃべりが下手なんだろう」 「あの時ああ言えばもっと盛り上がったのに」 「あんな言い方では品がなかった」 「あの時こう

歳を重ねて気づいたこと

なんだかワタシ、母や祖母とおんなじことしてるな~と思うことが増えてきました。 まずは、腕まくり。 実家にいた若い頃は、手が半分隠れるような袖の長い服を普通に着ていました。(チビなのでたいていの服は袖が長い) 母はよく、 「よくそんなうっとうしいの我慢できるなぁ。  お母さんは手が隠れるのは絶対イヤ!」 と腕まくりに仁王立ちで言っていたものです。 その頃は理解できませんでしたが、主婦になった今なら分かる。袖の長い服は、炊事、洗濯、すべての作業の邪魔! ということで

知らない方が幸せなこともある

先日のnoteに、ロシアの侵略戦争をきっかけにテレビを見るのをやめたと書きました。 テレビを見ない生活は思った以上に快適です。テレビがついていない食事は本当に美味しいし、ニュースや情報番組を見て暗い気持ちになることもなくなりました。 とはいえ、もうすぐ参議院選挙なので、世の中の情勢は知っておかなければと焦りもありました。新聞を取るか、オンラインで新聞を読むか、ニュースアプリをチェックするか… でも、どれも自分が必要としていない情報まで目に飛び込んでくるので、私にはうるさか

「雰囲気美人」への道

私の知り合いに、美しすぎる人がいます。 普段の私は 「私はブスだけど、ニコニコしてたらマシだから、とりあえずニコニコしとけばいいや」 ぐらいにしか考えないし、いつもオシャレできれいな友人に会うと 「わぁ~私もがんばろっ!」 とテンションが上がります。 でも、彼女だけは違うのです。何かの機会に彼女と会うたび 「やっぱり顔の造作がすべてだわ…」 と、激しく落ち込んでしまいます。誰に何を言われたわけでもないのに 「ここにいるみんなが彼女と私の顔を比べて,、私のこと

ペットと話すように自分に声をかけよう

facebookでこんな投稿を見かけた。 "Talk to yourself like you talk to your dog." ペットのワンコに話しかけるように自分に話しかけよう。 私はいつも自分にひどい言葉をかけてばかりいる。「自分に優しい言葉をかけよう」とは思うけれど、気が付けば自分の悪いところばかり探してはダメ出しする毎日だ。 ペットに話しかけるように、かぁ。 私は幼少期からずっとワンコのいる家で育ち、今もインコを飼っている。言われてみれば、こんな私も、

指先の小さな切り傷が教えてくれたほんとうのわたし

双極性障害を患うまでの14年間、コンサルティング会社を経営していた。 時差の関係する仕事だったため、一人で24時間電話に応対していた。もっと業績を上げたい、もっと感謝されたい、もっと有名になりたい、ひとかどの人間になりたい、とひたすら上を目指して突き進む毎日だった。血が沸騰しているような高揚感が常に私を突き動かしていた。 双極性障害を発症して身体が全く動かなくなった当初は、病院で処方される覚醒剤を服用してでも仕事をこなそうと努力した。でも病には勝てなかった。会社を人に譲り

おばちゃんが違和感を感じる最近の言葉

歳をとって頑固になったのか、偏屈になったのか、巷にあふれている言葉に違和感を感じることがちょくちょくある。「安心安全」と「勇気と感動を与えたい」だ。 「ヤバイ」「ほぼほぼ」は単に私が時代についていけていないだけなので良いとして、上の二つは前々から気になって仕方がないのだ。 「安心安全」 「安心」と「安全」がセットになって「安心安全」として使われるようになったのは、東日本大震災がきっかけだと思う。あの頃からあちこちで「安心安全なまちづくりを目指します」「安心安全にこのサー

暮らしにちょっとしたワクワクを加えてみると一年はどう変わるか

毎日ぼーっと過ごしているわけではない。でも、30歳を過ぎたあたりから、一年がとっても短く感じられるようになった。40歳を超え、一日、一週間があっという間に過ぎていく。2021年も、なぁんにも起こらないままに早5ヶ月が過ぎてしまった。 いかん、これではあっという間に歳を取ってしまう。なんとか一日を長く感じられる暮らし方はできないだろうか。 考えてみれば、私が超重い鬱で絶不調だった頃、一日がとても長かった。辛く苦しい日中を過ごし、夜になると「やっとゴールがやってきた」と思った

理不尽に自分を責める前に

月一の美容院に行ってきた。 先月は「これから髪を伸ばしたい」と伝えたにもかかわらず、過去最高レベルのショートカットになり、自分のコミュニケーション能力の低さを痛感した。そして今回は、しっかり意思を伝えなければと「できるだけ切りたくない」を連呼してみた。 すると、なんだか切ってもらっている間、美容師さんがそっけなく感じた。もともと美容師さんと世間話をしないので会話自体は少ないが、美容師さんの醸し出す雰囲気がとても冷たく感じてしまい、「切りたくないと言ったのが悪かったんだろう

生き様が魅力になるように

小柄で童顔なため、いつも若く見られていたが、40歳をとうに過ぎた今、いよいよ身体のあちこちに老いを実感するようになってきた。 日本やアメリカの中年女性は老いに対する恐怖心が強く、高額なクリームや美容整形に手を出す人も多いようだ。若さを追求することが幸せにつながるかのように。 私は、高額なクリーム等には縁がなく(肌断食4年目)、自然に歳を重ねられればいいなと思っているが、それでも白髪を見つけてしまったり、顔のたるみ、胸やお尻の位置が下がってきたことを実感すると、それはもうシ

誰も、決して自分の土俵には上げない

私は自己嫌悪がとっても得意だ。ある日はまともに働けない自分に落ち込み、またある日はブサイクな自分にがっかりし、絵が上手に描けないといってはクサクサし、英会話でうまく話せなかったといっては意気消沈し、いつもいつも自己嫌悪している。 そして暇な私は、「もう、自己嫌悪ってなんなんだろう」と考えるようになった。 そもそもどうして自己嫌悪するのか。それは考えてみれば、自分より優れている誰かさんと自分を引き比べているから落ち込むのだ。 まともに働けない自分に自己嫌悪するのは、バリバ

お花のある暮らし

昨年12月から低空飛行を続けていました。通っている作業所がコロナ対策で真冬でも常に窓を開けるようになり、冷えからひどい腰痛に、それに引きずられるように鬱に入りました。それ以来3か月間、作業所を休んでいます。 noteも全然書けない状況でしたが、ようやく春の日差しを感じられるようになり、気持ちも落ち着いてきました。頓服を飲まない日も出てきたため、そろそろ作業所にも復帰かなと思っています。 鬱でステイホーム中の2月に、一人暮らしの友人が急病で入院し、急きょ彼女の犬を5日間預か

しない生活

今、群ようこさんの「しない。」という本を読んでいます。日常のいろんな「しない」こと、「やめた」ことについて書かれたエッセイで、とても楽しく読み進めています。そこで私も、自分の「しない」ことについて挙げてみました。 1.基礎化粧品・・・肌断食を始めて以来、4年間基礎化粧品を使っていません。石けんで洗顔後はワセリンのみ。最近はシアバターを薄くつけることもありますが、それのみです。ファンデーションもつけません。 2.リンス・・・洗髪は固形シャンプーのみ。リンスはしません。ドライ