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青春の後ろ姿のその先30 〜金枝篇〜

 フレイザーの『金枝篇』の で語られている『森の王」の話は、共同体を持続可能なものにするためのシステムの原型とも言えることが紹介されているという点で、時代を超えて意義深いものだと思います。民俗学や神話学、ひいては文化人類学や社会学的な視点をこの本で学びました。
 現代の排除やいじめの社会学的な構造も透けて見えてくる思いがします。また、フェスなどの祭、祝祭と、それぞれが権力維持、共同体の維持にとって重要なものだということもよくわかります。

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