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青春の後ろ姿のその先40 〜異人論序説〜

 赤坂憲雄の『異人論序説』は、今読み返しても新しさに満ちていて楽しいです。20代で初めて読んだ時の衝撃は今も色褪せていません。単行本で出版され、その後、ちくま学芸文庫版も出て改めて読み直したりしました。社会学、民俗学の視点を用いながら境界、王権、排除、漂白者、交通、偽王など、共同体のシステムを論じています。もう刺激に満ちていて、学問ってこんなに楽しいものなんだと思わせてくれます。

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