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娘の強迫性障害と不登校について

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強迫性障害のはじまりから現在に至るまでの娘の症状と、不登校について、強迫性障害の子を持つ親の葛藤、児童精神科とのやりとり、ありのままを定期的につづっていきます。 思い出したくもな… もっと読む
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怖いから腫れ物扱いしたんじゃない

なるべく大きなぶつかり合いは避けてきた。 現在中学2年生の娘、不安が強く、敏感で繊細な娘…

伝わり、出会い、つながり、届き、伝わる

何度かnoteで紹介している、ぴぃがハムスターのお母さんだったころの記録。 記録の一つとして…

安心おしぼり

朝から絶不調のぴぃ。 ミッケがうるさくて、なかなか思うように生活ができない。 トイレも再…

それでも薬を増やすことにした。

今日一つの覚悟を決めて児童精神科へ行く。 前回の通院時は、ぴぃのミッケの再燃を後退とも悪…

パパと娘の、手を洗った回数申告制度

数日前にパパが言った「みんなで昨日の自分に勝っていこう!」の後に、パパがぴぃに一つ提案を…

記録が漫画化!?ハムスターのお母さんだった娘のお話。

ちょうど去年の今頃、自分軸を作るための勉強会の中で、我が家のエピソードを文章におこす機会…

強迫症の再燃!?と共に見つけて得た安心。

最近症状が寛解していることで忘れがちなぴぃの病気。 強迫性障害 ぴぃの場合は主に「不潔恐怖」が強く、汚れ、シミ、キズなどを見つけると、それが菌であり、触れるとすぐさま死に至るというところまで囚われる。 その「強迫観念」を、我が家では『ミッケ』と呼んでいる。 不潔恐怖によるミッケが現れると、たちまち脳内がパニックになり、手洗いが止まらなくなったりという「強迫行為」に及ぶ。 ぴぃの場合、発症から3年間、寛解と再燃を繰り返し見えてきたのは、「不安」「ストレス」「疲れ」「緊

強迫性障害の子どもの声と、その家族へ(前編)

ぴぃが強迫性障害と知った日、強迫性障害についてたくさん調べた。 その病気のことを知れば知…

強迫性障害の子どもの声と、その家族へ(後編)

いつものように、ゲームもYouTubeもない、一番話がはずむお風呂での会話。 私「ぴぃ、〇〇ち…

娘の強迫観念は不可能を可能にするらしい。

ぴぃのミッケはなかなかしぶとくて、 暇だからと始めたぴぃランチは開店休業中。 自分の部屋…

強迫性障害の娘との悩ましい日々。

悩む、毎日、どうしたらいいかと考える。 そんな日々も久しぶり。 毎日が、ぴぃの強迫性障害…

強迫性障害vs娘vs母

朝からなんだか不調のぴぃ。 それもそのはず。。。 お天気と、私の体調が絶不調だったから、…

久しぶりのパニック。少し俯瞰して見れるようになったのかな。

実は昨日、ミッションをクリアしてきたぴぃは、食後にミッケ発動で久しぶりにパニックを起こし…

10歳でハムスターのお母さんになった娘の話。<別れ編>

薬が効き始め不安が和らいでいくと共に、合間に行っていた手洗いが少なくなって、毎日のお世話がものの5分程度で済むようになった。 症状が寛解したことで、できることも増えたが、学校に行けるようになったわけではなかった。 ハムスターの癒し効果はあったけど、心のエネルギーを貯めるまでにはいかず、学校に行けていない不安は依然残ったままだった。 不登校児が抱える不安、その不安を埋めるためにゲームとYouTubeには没頭するものだという認識はあった。 
私は、最初の方こそ、制限をつけて何と