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肥満が引き起こす”関節と骨”への悪影響

体脂肪の増加による骨や関節への影響




肥満によって
体重が増加すると、
骨や関節にも負担が
かかるようになります。


理由は体脂肪が増えても、
それに合わせて
骨が大きくなったり、

その重さを支える為の
筋肉量が自然と
増えるわけではないからです。



特に女性の場合、
男性に比べて元々の
筋肉量が少なかったり、

体質的に骨密度も
下がりやすい為、

こういった影響を
より受けやすいので
注意が必要です。



関節への影響


肥満による体重の増加によって
関節にかかる負担が
増えた時の代表的な症状が
「変形性関節症」 

骨同士をつなぐ
関節の間には、
クッションの役割をする
”軟骨”が存在します。



それが
肥満によって慢性的に
負荷がかかり続けることによって、

軟骨がすり減って
その部分に炎症が起こり、
最終的には”関節が変形”
してしまうことになるのです。


この症状が悪化すると
痛み関節の可動域の制限といった、
日常生活に支障をきたす
原因にもなってしまうのです。



背骨への影響




骨自体への影響の場合、
症状の大きな部分でいうと
”背骨”が挙げられます。



背骨への負荷が
かかり続けると

「変形性脊椎症」
「椎間板ヘルニア」といった
症状を引き起こす原因となります。


変形性脊椎症





「変形性脊椎症」

背骨が変形してしまう事で、
常に神経を圧迫し続ける状態に
なってしまう症状のこと。

この状態になると、
背骨自体が変形したり
骨同士がくっついてしまいます。



一度そうなってしまうと、
”二度と元の姿勢や状態に戻すことは不可能”
となり、


一生その症状と
付き合っていかなければ
ならなくなってしまいます。



椎間板ヘルニア


背骨同士の間には
”椎間板”という
クッションの役割をする
部分があります。


この部分が
重さに耐えきれずに
変形して、

その部分の神経を
圧迫してしまう状態を
「椎間板ヘルニア」
といいます。


以前は手術が必須と
思われていましたが、

最近では変形してしまった
部分の椎間板は
数ヶ月で吸収されて影響が
なくなることがわかっています。


しかし、
その吸収された分の
椎間板の厚みは元に戻らない為、
負担のかかりやすい体に
なってしまう事には変わりありません。


こういった
関節や骨の変形は
加齢によって引き起こされると
思われがちですが、

実は肥満によっても
簡単に影響を受けて
引き起こされてしまうのです。



速に骨の変形は、
一度なってしまったら
二度と元の生活には
戻れなくなってしまいます。

そういったことを防ぐためにも、
日頃から運動やストレッチ
といった体のケアを
怠らないようにしていきましょう。


最後までご覧いただきありがとうございます。

美容と健康に関する知識や
日常生活に習慣として組み込む方法などを載せていきます。
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