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説得力には公式が存在する Vol.43

古代ギリシャ時代の哲学者「アリストテレス」が提唱する「ロゴス(論理)」「エトス(信頼)」「パトス(感情)」というものがある。
この3つを満たすことで自分の考えが相手に伝わるというもの。
逆にどれが欠けても相手には伝わり難いそうですね。
私も経営者として社員さんやスタッフさんに伝える機会は多いと思いますが、上位管理者も同様に社員教育のシーンでも言えることだと思います。
「伝える」のではなく、「伝わる」になっているかどうか自戒の念を持ちながら書き留めておく。

説得力の公式


古代ギリシャ時代の教え。

そう、説得力には公式が存在していたんですね。

説得力の公式

信頼(エトス)
感情(パトス)
論理(ロゴス)

この3つを乗算すると説得力になる

信頼関係が存在しているか

信頼関係が破綻している場合、何を伝えても響かない。
夫婦喧嘩が良い例。
相手を想って謝ったり、相手の話に耳を傾けられない時に何を話しても響かないもの。
そもそも、「初めまして」の状況において「信頼関係」は存在していない。
信頼関係を構築するには時間も頻度も影響する。
コツコツ積み上げた信頼関係も相手を傷つけたり、否定したりすることで引き出されてしまう。
後輩や部下を教育しようと意気込む前に信頼関係が存在しているかどうか、不足しているとすれば信頼関係を構築しようと思うスタンスからですね。

情熱を持って伝えているかどうか

逆を返せば、冷めていないかどうかです。
他人に物事を伝えたり、教育する場面など、伝える側の熱意を感じられなければ心までは響かないもの。
喜怒哀楽を備えているのが人間。
社員教育や子育てのシーンで怒る必要はないけど、注意喚起したり、叱る必要は残っている。声の大小は関係ないが、仕事に対して情熱を持っている上司の下であれば成長スピードは格段に上がる。

論理的に話を組み立て伝えているかどうか


話す内容について理論が破綻していないかどうかという視点です。
社内でも時折、見かけるので偉そうには言えないけど、「気合い」「頑張る」「意識する」「やりきる」等の言葉で一部のメンバーを鼓舞できても戦略的に勝つイメージを持って貰えなければ会社組織を牽引することは難しい。

最後に


私達、株式会社スタンディングポイントの先輩社員は「信頼関係を大事にする」「情熱を持って仕事に取り組む」「ビジネスにおけるロジックや戦略も明確」だと思います。

アパレル業界やリユース業界に興味のある方、SDGsに対する取り組みに興味のかる方、是非、エントリーしてみてください。



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