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私の推し!

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米津玄師、ミスチル、スピッツなど音楽についてのエピソード
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思い出すのはいつだって

封印してきた過去を掘り起こしたとき、なんらかの感情が溢れるという人は多いのではないでしょうか。それは高揚する出来事だったり、悔しい思いをしたことだったり、当時の恋人や友達などとの印象深い思い出だったりするのかもしれません。 私はついさっき、そんな感覚を覚えました。YouTubeで思いがけず懐かしい曲を見掛けたのでなんとなくクリックし、聴いた瞬間でした。それはTHE FIRST TAKEというチャンネルでのことです。 ここでは一発取りの歌唱を動画として配信しています。まさに

ミスチルとスピッツ、ふたつのバンドと私の関係性

Mr.Childrenことミスチルと、スピッツは私にとって自分にとって心の中のかなり深いところにいるバンドです。子供のころから既に人気があり、様々なところで曲を聴く機会がありました。 好きになってみれば「あの流行っていたドラマの主題歌だったの?」ということが何回かありました。けれども、私はオタクでもあったので、音楽の好きな友達をなかなか作ることができませんでした。 以前とあるSNSで友達を作ろうと思って、ミスチルとスピッツのグループに入ったことがありました。そのうちの何人

「好き」を大切にするということ

2017年の初夏、私はミスチルの25周年ライブ「DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25」で東京ドームに行きました。収容人数が5万人を超える大きな会場で、ボーカルである桜井和寿さんの歌声が響き渡りました。 セットリストは25周年記念を飾るのにふさわしく、ファンが喜ぶ曲ばかりが並びました。ヒットチャートを賑わせた大ヒット曲からファン人気の高いマイナー曲、果てはこれまでライブでほとんど披露されたことのないコアな曲までもが演奏されたのです。

心の中にある本当の居場所

Mr.Childrenの「SUNRISE」という曲があります。2007年に発売されたアルバムである「HOME」の後半に収録されているものです。「HOME」はその言葉の響きの通り、暖かさの感じられる曲が多いです。 そしてこの「SUNRISE」はラストの「あんまり覚えてないや」と同じくらいに家族の大切さを含んだ歌詞が歌われています。 私にとっての心休まるときこの曲は落ち込んでいるときに聞くことが多かったりします。思い出すのは当時の家族ではなくて、祖父母のことです。幼少期は毒親

全てはスピッツから始まった

私はスピッツが好きです。なんなら子供のころ聴いたロビンソンから好きです。このnoteをさまよってみても、どうやらスピッツに魅了されているクリエイターさんたちは多いようです。 きっとスピッツの歌詞における小説のようなストーリー性、まるで芸術のような言葉選び、根底に流れている普遍性などの要素が文章を書く私たちにとってなんとも言えない快感を呼び起こすのだろうと思います。 もちろん、それはボーカルである草野マサムネの耳障りの良い歌声にも関連しているのでしょう。あの良く伸びるハイト

私はおろしハンバーグを、やめる

それは唐突な実感でした。なんだろう、今までの私はおろしハンバーグのような斜に構えた記事を書いていたような気がすると思ったのです。いつからか過去の自分を癒すために書くようになっていたと気付きました。 果たして私はそういった方向性のものを書きたくて、このnoteをやっていたのだったかとしばらく考え込みました。 米津玄師、久々の降臨先日真夜中に菅田くんのラジオがやっていることをフォロワーさんの呟きで知りました。ゲストは私が大ファンである米津さんです。後日二人のトークをわくわくし

優しくしようとして優しくされていた

人に求められる全てを満たすことは可能なのでしょうか。大抵の人はそうではないのではないかと思います。もし本当に100%できる人がいるとしたら、その人はきっと人の気持ちがよくわかって頭が良くて優しい人なのでしょう。 自分がそういう人ではないんだと思い知らされることが最近ありました。到底なりえないのだと思って落ち込みました。 その人を助けたいという気持ちはあったとしても、それがどんなに強かったとしても、限られた情報の中で求められていることを全て理解することは難しいです。 必要

私の世界を変えていった曲たち

#スキな3曲を熱く語るというコンテストが始まると知ったとき、正直私は戸惑いました。何故なら3曲という指定が自分にとって難しいと思えたからです。 これまでRADWIMPSの「トレモロ」という曲について思い出を語ったことはありました。けれども、それは1曲ということだったからこそ書くことが出来た記事でした。 この3曲という指定に対し、私はまず自分にとってどれだけの影響を与えた曲であるかを考えました。幼いころから知っている曲、一番悲しい時期に聴いていた曲、人生の転機で聴いていた曲

いつもあの日の東京ドームに帰りたくなる

ミスチルの初めてのライブはよく覚えています。その他にも何回か違うアーティストのライブに行ったのですが、どうしてか鮮明なのはいつもミスチルのライブです。本格的にはまった時期の違いもあるのでしょうが、なんたってミスチルというのは人生の暗黒期に私の心を救ったバンドです。 長く好きでいることもあり、曲数としても一番知っています。好きな曲というのもおそらく一番多いでしょう。 それに紐づいた思い出もたくさんあります。このアルバムを聴いていた頃はこういうことをしていたと思い浮かぶくらい

本当に欲しいのは自分への肯定かもしれない

今回は音楽の話を含む記事になっています。といっても始めの方だけでほぼいつものテイストです。けど音楽に興味がないという方にはつまらないと感じる箇所もあるかもしれません。その場合はすみません。 逆に音楽の話なら読んでみたいと思われる方。大歓迎です。普段私の記事を読んだことのない方でも、少しでも共感して頂けるようなことを書けていたら幸いです。 私は実は音楽が大好きで、米津玄師さんをはじめRADWIMPSやBUMP OF CHICKEN、[Alexandros]などが好きだったり

米津玄師がとにかく好きだっていう話

久しぶりにインスタライブの通知に気付きました。インスタ通知音の鳴らし方がわからないので忘れがちなのですが、米津玄師さんによるライブです。ツイキャス時代からたまに聴いています。 本当に今日はラッキーでした。 米津さんはいつもお酒を飲んで酔っ払いながら話をしてくれるのですが、その言葉がとても深いのですね。なので聴けると嬉しいです。 美しい日本語インタビューでも思いますが、本当に使う日本語っていうのが美しいんです。ファンの方達はそれを「語彙力がすごいですね」と表現しますが、要