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乃木坂46出演舞台・ライブの感想

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メンバーが出演している舞台の感想をnoteに書いたらここに。ライブの感想もこちら。ツイートだけまとめもあります。
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#舞台

舞台『桜文』感想、もとい、ただ黙って受け止めるには濃いすぎたゆえの吐き出し

※ネタバレ注意。2幕の話から始めてしまったので、観劇前に読むには不向きな内容です。 ※9/17、9/25の再観劇のつど、いくらか追記しました。 ◆ 3期生メンバー・久保史緒里ちゃん主演舞台『桜文』を観てきた。 遊郭に関する予習は映画『吉原炎上』(1987)を観ておくくらいで、あでやかなキーヴィジュアルの美しさに息を飲みつつ、着座して開演をただ楽しみに待った。 昭和初期の場面から始まるこの物語は、主人公の一人・霧野一郎がすっかり老いた姿で現れる。吉原に辿り着いた彼が記

久保史緒里が紡ぐポエトリーラップの心地良さ

6月27日に幕を閉じた舞台『夜は短し歩けよ乙女』。主演を務めたのは、歌舞伎俳優・中村壱太郎さん、そして我らが乃木坂46・久保史緒里ちゃん。 壱太郎さんが演じた「先輩」のことを語ろうと思えばいくらでも語れると先に断言しておくとして、ここではやはり「黒髪の乙女」を演じた久保史緒里ちゃんののことを取り上げたい。 なにはともあれ彼女が劇中で歌った歌がめちゃくちゃ良かったなと! 今回はそれを言いたい! 大千秋楽から1ヶ月も経ってる? そんなことは知らない! 夜短ウォーカーズは1ヶ

舞台『フラガール - dance for smile -』に何故こんなにも心を打たれたのか考えた

あまりにも名作である。 2019年に井上小百合ちゃんを主演に上演された本作。2021年になった今年、主演・樋口日奈ちゃんを含む新たなキャストを迎えて再演が行われた。4月3日から幕を開け、つい先日、4月4日(日)昼公演を観劇して参りました。 もう、しょっぱなから感涙してしまった。前回観たときは中盤あたりから後半にかけてを丸々涙しながら観ていたのが、今回は全編のストーリーを知っているもんだから、登場人物が現れるたびにその後の顛末がよぎって涙が出るというバグのような観劇スタイル

乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』 2019 感想

2019年10月10日~14日、水道橋駅は近くTOKYO DOME CITY HALLで行われた「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』2019」東京公演を観て参りました。 去る2018年、Team MOON、Team STARの2チーム制で行われた当時は、まさかあれを「2018年版」と呼ぶ日が来るとは予想していなかったが、1年後の今年、新たな五戦士による再演が決定!観に行かない選択肢がない!ということで2公演分チケットを確保した次第です。 とりいそぎ、そ

舞台『ザンビ』TEAM"RED"/"BLUE"感想

2018年11月16~25日にTOKYO DOME CITY HALLにて上演された舞台「ザンビ」。例に漏れず今回も観てきたので、今回もここに感想なんかを記していきたいと思う。 Team"RED"、Team"BLUE"とセラミュの時と同様主要人物がWキャストで演じられ、2チームに分かれて公演された。当然、どっちも観てきました。BLUEに至っては、ライブビューイングも観に行ったので、都合2回。計3回である。 今回はまずストーリーに触れ、その後メインキャスト計6×2名にフォー

乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』Team STAR 感想

前おき※一部ネタバレあり。 2018年6月8日(金)~24日(日)、天王洲銀河劇場にて公演されたセーラームーンミュージカル乃木坂46版 6月公演。セーラー戦士5名がそれぞれTeam MOON、Team StarとしてWキャストで演じられた。 22日の夜、Team STARの公演を観劇した。MOONも観劇したが、全く引けを取らない、素ン晴らしい舞台だったので、早速ここに感想等々を記しておく。 上記の通りMOONを先に観ていたため、MOONキャストと比較する形での感想が多く

乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』Team MOON 感想

前おき※一部ネタバレあり。  2018年6月8日(金)~24日(日)、天王洲銀河劇場にて公演されたセーラームーンミュージカル乃木坂46版 6月公演。セーラー戦士5名がそれぞれTeam MOON、Team StarとしてWキャストで演じられた。  15日の夜、Team MOONでの公演を観劇し、それはもう感動してしまったので、早速ここに感想等々を記しておく。  今回初めて観劇したことで、『セーラームーンミュージカル』そのものについて大変感激したのだが、いざセラミュについて